住まいのノウハウ

実家から自立するための一人暮らし!費用はどれくらいかかる?

一人暮らしにかかる費用はどのぐらい?

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「そろそろ実家を卒業して新しい生活を始めよう!」

そうお考えのあなた。

ここでは、一人暮らしを始める時にかかる初期費用を3つに分けてご紹介していきます。

あなたの新生活の準備に役立つ情報を得られること間違いなしですよ!

その1.部屋を借りる時の初期費用

部屋を借りる際の初期費用

一人暮らしを始めようと思って最初にすることは何ですか?

そう、物件探しです。

ご自身の様々な希望条件と家賃との兼ね合いを考えながら情報サイトを巡ったりしているのではないでしょうか。

ここでしっかり確認しておかないといけないのが、敷金・礼金・仲介手数料など入居前にかかってくる費用の数々です。

どんな名目の費用がどのぐらいかかってくるのでしょうか。

見ていきましょう。

敷金

敷金とは、退去時の原状回復(物件解約時に、契約締結前の状況に戻す)のためのクリーニング代を含めた修繕費用として、入居前に前払いする費用です。

あくまで退去時の原状回復のための費用なので、入居時に支払った敷金の方が退去時にかかった原状回復費用よりも多かった場合、残金が戻ってきます。

敷金ゼロという物件も多くあり、引っ越し時の費用を抑えたい場合には魅力的に映りますが、この場合は退去時に別途クリーニング代を徴収されることが多いです。

敷金のもつ性格を考えると、敷金ゼロ物件にこだわるメリットは少ないのではないでしょうか。

敷金の相場は地域によっても異なってきますが、例えば東京の物件だと相場は家賃1ヶ月分だと言われています。

対して、大阪の物件では相場も変わってくるようで、おおむね家賃0.8ヶ月が一般的になってくるようです。

礼金

こちらは文字通り、大家さんへのお礼の意味として支払うお金です。

敷金とは違い、退去時に返ってくることはありません。

相場はおおむね1ヶ月から2ヶ月分のことが多いのですが、「お礼の気持ち」として必要になってくる礼金は、交渉次第では減額できることがあります。

仲介手数料

仲介手数料とは、大家さんとあなたの間に入って物件の案内や契約手続きがスムーズに進むようにしてくれる不動産会社に支払う費用のことです。

一般的に家賃0.5ヶ月分から1ヶ月分に消費税を加えた金額が仲介手数料として必要になると考えておいた方が良いでしょう。

前家賃と日割り家賃

前家賃とは、入居開始月の家賃のことです。

例えば3月に契約して4月から入居という場合、契約の時点で4月分の家賃を支払っておく必要があるのです。

日割り家賃とは、入居開始が月の途中からとなった場合に入居日からその月末までに相当する家賃のことです。

月の途中からの入居となる場合は、日割り家賃と翌月分の家賃を一緒に払うことが多いようですよ。

この前家賃や日割り家賃の考え方は、家賃だけではなく共益費についても同様になりますので、家賃だけでなく共益費も含めた金額を想定しておいてくださいね。

鍵交換費用

これは読んで字のごとく、入居予定の部屋の鍵(シリンダー)を交換する時にかかる費用です。

防犯上の理由から必要になってきますね。

おおむね15,000円程度かかるようですが、その物件で使用されている鍵のタイプ(例えばオートロックなど)によっては30,000円程度かかってくることもあるようです!

安心ための必要経費なのかもしれませんね。

ただ、実は「借主が鍵交換費用を負担する法的義務」はありません。

国土交通省は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、鍵の交換費用は紛失や破損を伴うものではない限り貸主の負担となる旨示しています。

しかし、ガイドラインには法的拘束力がなく、長年の慣習からほぼ借主が負担しているようです。

火災保険料

火災保険とは、自分が火を出してしまったりもらい火で自分の財産を失ってしまったりした時のために加入するものです。

実は、万が一火災を起こしてしまったとしても、失火人に重大な過失がなければ原状回復義務以外の賠償責任は問われません(民法の「失火責任法」により規定されています)。

逆に言えば、火事に巻き込まれて財産を失ったとしても、失火人に重大な過失がなければその相手に損害賠償請求ができないという訳です。

つまり火災保険とは、失火人の立場になってしまった時は原状回復費用をまかなってくれるものであり、被害者になってしまった時は損害を受けた自分の財産の補てんをしてくれるものなのです。

相場は2年契約で約20,000円。一般的には賃貸契約時に同時加入となります。

その2.引越しにかかる費用

引越しにひつような費用

実家からのお引越しの場合、自分の荷物をすべて持って出なくてはいけないということではないことが多いでしょう。

そうは言っても、荷物が多いと引越し業者の手配が必要になってきますよね。

もし大型家電や家具がなく引越しが段ボールだけで済ませることができる場合、業者に頼まずにレンタカーを借りて自分たちで荷物を運べば、引越し費用は10,000円ぐらいに抑えることができますよ。

引越し業者に運搬を頼む場合、荷物が少ない人でも30,000円程度、多い人であれば40,000円程度はかかると思っておきましょう。

自分がこれまで住んでいた都道府県外に出るような長距離の引越しだと、先に挙げた金額の1.5倍ぐらいの金額になることが一般的ですよ。

持っていく荷物の量や移動距離などで金額が変わってきますので、引越し業者を手配する場合は、複数の業者から見積もりを取るなどの工夫で少しでも費用を抑えられるようにしたいですね!

その3.家具・家電や日用品

家具・家電や日用品を新調する

お引越しをすると、家具・家電や日用品といった生活必需品の用意も必要です。

家電なら最低でも冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビぐらいは必要でしょう。

家電を全て新調する場合は、特に最新型を選ばなければ100,000円ほど用意しておけば良いでしょう。

家電の場合は、まとめて購入することで割引やポイント還元などのサービスをしてくれることがありますし、量販店には新生活に必要になりそうな家電をセット販売しているお店もあるので、それを利用して安上がりに済ませる方法もあります。

次に、必要になってくる家具は最低でもベッド(布団)・テーブル・カーテン・ソファあたりは揃えておきたいところではないでしょうか。

こちらも買い揃えるとなると大体50,000円ほどは用意しておいた方が良いですね。

最後に日用品ですが、これは主にゴミ袋やティッシュ類、掃除用品やキッチンの日用品、歯ブラシなどの消耗品は必要ですね。

日用品は、20,000円ほど見込んでおけば良いのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。

家賃によっても初期費用は変わってきますので一概にいくらとは言えませんが、一人暮らしを始めるにあたっては意外とお金がかかるということがお分かりいただけたかと思います。

費用面はもちろんのこと、様々な手続きに参ってしまうこともあるかもしれませんが、自由を手に入れることができる一人暮らしは、経験しておいて決して損にはなりません。

現在実家で生活しているという方も、ぜひ一度は一人暮らしを経験してみてはいかがでしょうか?

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