住まいのノウハウ

海外の間取りの表記は日本と違う

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いずれは海外へ移住を考えている方、新しいお部屋を探す際、住宅情報誌や不動産会社のサイトをご覧になる方がほとんどかと思います。

住宅情報でまずチェックするのが間取りですよね?

ところで皆さん、LDK表記が日本独自であることはご存知でしたか?

今回は日本の住宅の間取りと世界の住宅の間取りについて考えてみたいと思います。

リビング

海外の住宅間取り図って?

アメリカ

アメリカ間取り図
出典:http://streeteasy.com

アメリカの間取りは4bed+2bathといったように、ベッドとバスルームの数で表記を行います。

確かにアメリカってバスルームやベッドルームが多いのが特徴的ですよね。

その表記の背景には、昔から郊外の広い土地に大家族みんなで暮らす風習があるからかもしれません。

また、部屋名に注目すると、日本では「Off」「Foyer」「Din」などは見なれない間取り表記です。

「Off」はクローゼット、「Foyer」は階段ホール、「Din」は書斎・趣味室・家事室・倉庫にもなるフリースペース、多目的スペース。

生活に合わせて何の部屋にもなるという空間です。

アメリカでは各部屋にトイレやクローゼット、バスルームがついていますが、これは子供のころから自分で管理する事で責任感と自立心が育つと考えれられているからです。

アメリカでは、赤ちゃんの頃から自分の部屋を持っていることが多いので日本ではあまり考えられませんよね。

中国

中国間取り図
出典:http://tuku.51hejia.com

続いて中国の間取りを見ていきましょう。

中国の間取りはアメリカと違い漢字で書いてあるので、日本の方もイメージがしやすいのではないでしょうか。

中国では家長は家長専用のトイレを持つのが一般的だと言われています。

※家長とは・・・家で一番偉い人、その家の主人のことを言い、女人はなれないと言われていました。

使用人がいる家であれば使用人用のトイレも別です。

靴を脱ぐ習慣が無いので「たたき」がありません。

※たたき・・・コンクリートで作った土間を指し、玄関からそのまま靴で上がることができる場所のことを言います。

LDKは和製英語

日本のLDK表記は、1951年に建設省において確立されました。

当時の住宅研究家が、「人間らしい暮らしを行うために食事の場所と寝る場所は分ける必要がある」としたことから、台所を広めに取ったダイニングキッチンが日本独自の間取りとして取り入れられ、広がったのです。

リビング

日本で言うワンルームが海外ではStudio、1LDKが1bedroom+1bathroom、2LDKが2bedroom+2bathroom、3LDKが3bedroom+3bathroomに当たるでしょう。

海外では間取り表記が異なりますので、外国人の友人などに説明する際には注意が必要となるでしょう。

世界には変わった間取りが多い

世界には変わった間取りが多く存在します。

三角の形の間取りはもちろんのこと、ハート型の間取りもあるのだとか・・・。

また、何かの暗号?のような9LDKDKDKDK3Sのお部屋もあったりと、間取りといっても様々な形があるので、見るだけでも楽しめます。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、海外の間取りにスポットを当ててご紹介しました。

最近は、インターネットで海外の物件も見つけることができるようになりました。

これから海外での生活を検討されている方は、今回の間取り表記の違いを思い出して物件探しを行ってみてはいかがでしょうか。

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