住まいのノウハウ

同棲の始め方は?タイミングや生活費、必要な準備についても具体的に紹介

いえらぶコラム編集部

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同棲とは、恋人同士が結婚する前に一緒に暮らすことです。同棲をすることで、相手の生活習慣や性格をより深く知ることができますし、経済的にも負担が軽くなるメリットがあります。

しかし、同棲を始めるには、タイミングや費用、必要な準備など、様々なことを考える必要があります。この記事では、同棲を始めるときに知っておきたいポイントを詳しく解説します。

同棲をする前に確認すべきこと


同棲の目的や期間

同棲は結婚へのステップなのか、それとも単に一緒に住みたいだけなのか、明確にしましょう。また、同棲を始めてからどれくらいの期間で結婚するか、もしくは別れるかの目安も決めておくと良いでしょう。

生活費・火事の分担

家賃や光熱費、食費などの生活費はどうやって分担するか、事前に決めておきましょう。半々にするか、収入に応じて割り勘にするか、それともどちらかが全額負担するかなど、自分たちに合った方法を選びましょう。また、共通の口座を作るかどうかも検討しておくと便利です。

また、掃除や洗濯、料理などの家事もどうやって分担するか、話し合っておきましょう。どちらかが一方的に負担すると不満がたまりますし、家事が苦手な方は積極的に学んだり協力したりしましょう。また、家事のやり方や好みも尊重しあっておくと良いでしょう。

プライバシーやルール

同棲をすると相手のプライバシーやルールにも配慮しなければなりません。例えば、部屋の鍵はかけるかどうか、友達や家族を呼ぶときは事前に連絡するかどうか、休日はどう過ごすかなど、自分たちが快適に暮らすためのルールを決めておきましょう。

親への挨拶

同棲をする場合、親への挨拶は必要でしょうか?これはカップルや親の関係性によって異なりますが、一般的には、同棲の目的や期間、相手のことなどを親に伝えておくと良いでしょう。親に反対される可能性もありますが、自分たちの気持ちや考えをしっかりと伝えることが大切です。また、相手の親にも挨拶することで、お互いの家族との関係を良好に保つことができます。

同棲を始めるタイミングとスケジュール・手順


同棲を始めるタイミングは、カップルによって様々です。交際期間や年齢、仕事や住まいの状況などによっても変わってきます。しかし、同棲を始める前には、以下のようなポイントを確認しておくと良いでしょう。

同棲のタイミング

・同棲相手のことを十分に知っているか

同棲をすると相手の生活習慣や性格がより明らかになります。そのため、同棲を始める前には、相手のことを十分に知っておくことが大切です。例えば、趣味や好きなもの、嫌いなもの、価値観や将来の夢などです。また、相手の家族や友人とも仲良くなれるかどうかも重要です。

・お互いに結婚への意思があるか

同棲は結婚へのステップと考えるカップルも多いですが それは必ずしも相手も同じだとは限りません。同棲を始める前には、お互いに結婚への意思があるかどうかを確認しておくことが大切です。また、結婚する場合の条件や希望も話し合っておくと良いでしょう。

・費用や準備ができているか

同棲を始めるには、費用や準備が必要です。例えば、部屋探しや引越し費用、家具や家電の購入費用などです。また、住民票や保険証などの書類も整理しておく必要があります。費用や準備ができていないと、同棲生活に支障が出る可能性があります。

同棲のスケジュールと手順

同棲を始めるタイミングは個人差がありますが、平均的には交際期間が半年から1年程度のカップルが多いようです。同棲を始めるスケジュールは以下の流れになります。

・同棲する意思を固める

お互いに同棲したいと思ったら、まずはその気持ちを伝えましょう。そして、上記のポイントを話し合っておきましょう。同棲の目的や期間、生活費や家事の分担などを明確にしておくと、同棲生活に臨む準備ができます。

・同棲の部屋探しをする

同棲する部屋を探すときは、予算や立地、間取りや設備などに注意しましょう。また、同棲ができる物件かどうかも確認しておきましょう。一人暮らし用の物件やシェアハウスなどでは、同棲が禁止されている場合もあります 。部屋探しはインターネットや不動産屋などで行うことができます。

・引っ越しをし、同棲生活を始める

部屋が決まったら、引越しの準備をしましょう。引越し費用や日程、荷造りや不要品の処分などを計画的に行いましょう。また、住民票の異動や光熱費の名義変更などの手続きも忘れずに行いましょう。引っ越した後はいよいよ同棲生活が始まります。最初は慣れないことも多いかもしれませんが、お互いに協力しあって楽しく暮らしましょう。また、同棲生活に慣れてきたら、結婚への意思確認や親への挨拶なども考えておくと良いでしょう。

同棲を始めるには何が必要?


同棲を始めるに必要なものは以下の通りです。

・賃貸借契約書:部屋を借りる際に必要な書類です。契約内容や条件を確認して署名・捺印します。

・本人確認書類:住民票の異動や光熱費の名義変更などの手続きに必要な書類です。免許証やマイナンバーカード、パスポートなどがあります。

・印鑑:部屋を借りる際や手続きをする際に必要なものです。認印や実印などがあります。

・保険証:病気や怪我をしたときに必要なものです。健康保険証や国民健康保険証などがあります。

・通帳・カード:生活費や貯金などに必要なものです。銀行や郵便局などの通帳やカードがあります。

同棲でかかる目安の費用(生活費)


カップルで同棲する際の生活費の平均は、政府の家計調査によると、2021年における二人世帯の消費支出の合計額の平均は、1ヶ月あたり248,144円です。このうち、家賃や食費、水道光熱費などの必要最低限の生活費は約13~15万円ともいわれています。

同棲をすると、生活費がどれくらいかかるのでしょうか?これはカップルの生活スタイルや住む地域によっても変わってきますが、以下のような項目を参考にしてみましょう。

・家賃:同棲する部屋の家賃です。一般的には、1LDKや2DKなどの間取りがおすすめです。家賃は地域や物件によっても異なりますが、平均的には月5万円から10万円程度が目安です。

・光熱費:電気・ガス・水道などの光熱費です。一般的には、月1万円から2万円程度が目安です。

・食費:食事にかかる費用です。一般的には、月3万円から5万円程度が目安です。

・日用品費:洗剤やトイレットペーパーなどの日用品費です。一般的には、月1万円から2万円程度が目安です。

・交際費:デートや友達と遊ぶときにかかる費用です。一般的には、月1万円から3万円程度が目安です。

参照:同棲カップルの生活費*平均や内訳は?

同棲の部屋探しの流れ&決め方ポイント


・予算や立地を決める:まずは、自分たちが払える家賃の上限と住みたいエリアを決めましょう。予算は収入や生活費と相談して決めましょう。立地は通勤や通学、買い物や病院などの利便性を考えて決めましょう。

・間取りや設備を決める:次に、自分たちが住みたい間取りと設備を決めましょう。間取りは、自分たちの生活スタイルや荷物の量に合わせて選びましょう。設備は、節約や快適さを考えて選びましょう。

・物件を探す:予算や立地、間取りや設備などの条件に合った物件を探しましょう。インターネットや不動産屋などで検索することができます。気になる物件があれば、内見や見学をしてみましょう。

・契約をする:気に入った物件が見つかったら、契約をすることになります。契約には、賃貸借契約書や敷金・礼金・家賃などの費用、本人確認書類や印鑑などが必要です。契約内容や条件をよく確認してから署名・捺印しましょう。

賃貸物件の決め方に関してはこちらの記事でも解説しているので是非参考にしてください。

【初めての同棲】賃貸物件の決め方&必ず確認すること!気になる生活費や注意点も

同棲を始める際の注意点


・トラブルを防ぐ:同棲すると、相手の嫌なところや気になるところが目につくようになります。そのため、些細なことでケンカになることもあります。トラブルを防ぐためには、お互いにコミュニケーションをとったり、感謝や謝罪の言葉をかけたりしましょう。また、自分の時間や空間も大切にしましょう。

・親への挨拶をする:同棲すると、親への挨拶も必要になります。親は子どもの同棲に対して反対や心配をすることもあります。親への挨拶は早めにしたほうが良いでしょう 。親には、同棲の目的や期間、相手のことなどを伝えておきましょう。また、相手の親にも挨拶することで、お互いの家族との関係を良好に保つことができます。

・結婚への意思確認をする:同棲は結婚へのステップと考えるカップルも多いですが それは必ずしも相手も同じだとは限りません。同棲生活に慣れてきたら、お互いに結婚への意思確認をすることが大切です。また、結婚する場合の条件や希望も話し合っておくと良いでしょう。

まとめ

以上が、同棲の始め方についての記事です。同棲はカップルにとって大きな一歩です。同棲を始める前には、しっかりと話し合っておくことが大切です。また、同棲生活を始めたら、お互いに協力しあって楽しく暮らしましょう。

同棲は結婚へのステップと考えるカップルも多いですが、それは必ずしも相手も同じだとは限りません。同棲生活に慣れてきたら、お互いに結婚への意思確認をすることも忘れずにしましょう。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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