伊勢原市の環境や物件について
人口約10万人、面積は55.56平方kmの伊勢原市は神奈川県のほぼ中央に位置しています。隣接する自治体は北東を厚木市、西を秦野市、南を平塚市に接しています。1960年代前半までは農村地域でしたが、その後宅地開発が進み、現在では東京郊外のベッドタウンとして発展しています。東京からは東名高速で40分、電車でも小田急線で新宿から60分と交通の便が良い街です。一方で今も稲作、果樹作、酪農などの農業が盛んです。市域の約3分の一を山林原野が占め、丹沢大山国定公園など恵まれた自然環境を有しています。
人口は伊勢原駅を中心とする伊勢原地区と愛甲石田駅に近い成瀬地区に集中しています。
【主な産業】
伊勢原市には豊かな水や交通アクセスの良さから企業の本社や工場が多数進出しています。
農産物は米作の他、酪農、養豚、養鶏が盛んで、果樹栽培はナシ、ブドウ、カキ、ミカンなどが占めています。
他にも大山から流れてくる清水で作られた日本酒や、市内で作られたカキやミカンを使用したフルーツワインなどが伊勢原市の名産品として生産されています。
【伊勢原市の教育】
伊勢原市は保育園が11か所、幼稚園が10園となっており、待機児童数は0.95%です。待機児童の割合は全国平均が0.66%ですが、神奈川県平均の2.18%と比較するとかなり少ない割合です。小学校は10校、中学校は4校、高校は3校、大学は2校あり、充実した教育環境です。
【引き継がれる伝統のまつり】
江戸城築城で名を上げ、伊勢原市内で生涯を閉じた戦国武将太田道灌にちなんで名付けられたのが「道灌まつり」です。毎年10月、伊勢原駅周辺で道灌公鷹狩り行列、北条政子日向薬師参詣行列などが行われ、毎年多くの見物客が訪れます。
【大山の入り口】
伊勢原市・秦野市・厚木市の境に位置する標高1252mの大山は、丹沢大山国定公園に属し、首都圏からの登山客が気軽に上れる人気の山です。日本三百名山や関東百名山の一つでもあります。伊勢原駅からバスに乗り「大山ケーブル」バス停まで路線バスで30分。バスを降りお土産店が並ぶ参道を抜けるとそこが大山ケーブル駅です。ケーブルカーに乗って約10分、終点が阿夫利神社駅です。阿夫利神社には下社と本社があり、駅があるのが下社です。下社から90分ほど山道を登ると山頂に阿夫利神社の本社です。巨大な岩石をご神体として祀っています。この阿夫利神社では春と秋には例大祭が行われ、豊作祈願と国土創造の神をたたえ、盛大に行われます。大山の山頂からの眺めは素晴らしく、空気が澄んでいる時は三浦半島や東京都心の高層ビル群、富士山も眺めることができます。
【伊勢原市の生活】
伊勢原市には有名な鶏の卵の直売所があります。その卵の味は濃厚で、テレビや雑誌などのメディアで紹介されてからは毎朝9時の開店前に大行列ができるほどの人気です。一日の販売数はなんと約25000個も!魚介類や海藻、貝の化石やきなこなどを独自配合して作られた飼料で育った鶏が産む卵はオレンジ色の黄身と箸で持っても切れないぷりぷりの白身が特徴です。この卵で作る卵かけごはんは絶品だとか。伊勢原市に引っ越したら一度は味わってみたい卵です。
伊勢原駅の北口は大山道へと繋がっており、昔ながらの町並みが広がっています。商店街もあり、昔ながらの飲食店や美容院、雰囲気のあるジャズバーなどさまざまなお店が並んでいます。お得な値段で販売しているチェーン店のスーパーもありますので買い物に不便はしないでしょう。
駅の南口は再開発が行われており、駅直結の商業ビルやスーパーなど近隣に買い物できる施設が集中しています。また、学生向けの居酒屋などもあり、いつも多くの人で賑わっています。
【医療機関】
学校法人東海大学が運営する病院である東海大学医学部付属病院は、駅からバスで10分ほどの場所にあります。診療科が35科あり、病床数は804床。特定機能病院として伊勢原市の市民に高度な医療を提供しています。他にも20もの診療科、350床の病床を持つ伊勢原協同病院や60箇所以上の医療機関があり、伊勢原市民は先進医療を受けられる充実した医療環境があります。
【伊勢原市の不動産情報】
伊勢原市の賃貸物件の家賃相場は、単身者用のワンルームが3.7万円、カップル、ファミリー向けの2LDKが6.5万円となっています。神奈川県内の平均的な家賃相場と比較すると1万円程度安くなっています。学生向けのアパートからファミリー向けのマンション、戸建て物件など様々な物件が見つかります。自然豊かで休日には山登りも楽しめる伊勢原市の賃貸物件に引っ越ししませんか。例えばファミリーで戸建て賃貸に暮らすなら、庭でペットを飼ったり趣味のアウトドア用品を置く場所も得られるでしょう。集合住宅とは違う開放的な生活が送れます。「いえらぶ」があなたの理想の住まい探しをお手伝いいたします。