福岡市早良区の環境や物件について
【福岡市早良区のプロフィール】
福岡市早良区(さわらく)は、1972年に福岡市が政令指定都市となった時は西区に属していましたが、1982年に早良区に分区しました。
人口はおよそ218,000人で、面積は95.87平方km。
人口密度は1平方kmあたり2280人となっています。
福岡市の区では最も広い面積の区です。
区の北部にある百道(ももち)エリアは中央区にまたがっており、高層ビルも建つ西の副都心を形成しています。
中部の原エリアは昭和40年代から50年代にかけて開発された住宅地。
団地や一戸建ての住宅が並びます。
南部の入部(いるべ)内野、脇山エリアは未だ畑も残る田園地帯です。
更に南にある脊振山地は未開発のエリアで、初夏にはホタルも見られるほど自然が豊富です。
【福岡市早良区内の福岡タワー】
早良区内の「シーサイドももち」にある電波塔。
高さは234mで、日本で1番高い海浜タワーでもあります。
福岡市と地元企業が共同出資した建設されました。
福岡のテレビ、ラジオ放送の電波のほとんどがここから送信されています。
最上階の展望室からは福岡の市街地が一望できます。
震度7の地震や風速63mの強風にも耐えられる設計となっています。
クリスマスや七夕の時期にはイルミネーションが施され、夜にはカップルのデートスポットとしても人気があります。
ゴールデンウィークと体育の日には非常階段が一般開放され、577段ある階段を上るイベントも開催されます。
福岡市早良区に引っ越したら、ファミリーで挑戦してみるのも良いかもしれません。
【福岡市早良区の交通環境】
区内は福岡市地下鉄空港線、七隈が走り、野芥(のけつ)駅から天神駅までは約30分程でアクセスできます。
バスは西鉄バスが区内を網羅しているうえ、福岡高速環状線や福岡外環状道路も通っているため交通手段が発達しており、非常に便利なエリアです。
福岡市早良区の賃貸物件の家賃相場は、ワンルームが3.5万円、2LDKが7万円です。
福岡県の家賃相場と比較すると大きく変わりませんが、間取りが3LDK以上の物件に関しては物件数が少なくなることと比例して2万円~3万円ほど高くなります。
駅では西新駅、室見駅周辺の賃貸物件は人気があるようです。
区内でアパート、マンションなどの賃貸物件を選ぶなら、ペット可やオートロックつきなど希望の物件が見つかるでしょう。
【賃貸物件の退去費用についての基礎知識】
お部屋を引き渡す際に必要になる退去費用。
この退去費用が思ったよりも多く掛かってしまい、納得いかないという方は多くいらっしゃいます。
トラブルにならないためにも、払うべき費用と気を付ける点を確認しておくとよいでしょう。
最初のポイントは、敷金は返ってきます。
故意に壊してしまった箇所が無い限り、普通に生活していれば敷金は返ってきます。
敷金なんて返ってきたことが無いという声もよくお聞きしますが、もしかすると、退去費用を多く払ってしまっているかもしれません。
退去費用は、主にハウスクリーニング代と故意に直してしまった箇所の修繕費となります。
それを敷金から引いた分の差額が、返ってきます。
ハウスクリーニング代は、契約で入居者負担と記載されている事が多いので、文句のつけようがありません。
退去費用が多く取られてしまうのは、故意に壊してしまった部分の修繕費です。
ここで知っておくべき知識が、経年劣化分は家主負担が原則であるということです。
古くなった壁紙を新しいのに変えるためにその費用を入居者に負担させることはできません。
破いてしまった箇所があれば、その部分の修繕は必要になりますが、経年劣化による費用は負担しないことが原則です。