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那覇市への通勤にも便利なエリア 南風原町

那覇市を含む6市町村に囲まれており、沖縄県では唯一、海に面していない自治体である南風原町。面積は県内41市町村で4番目に小さな町です。


POINT1琉球かすりの生産地

幾何学模様が特徴的な伝統織物「琉球かすり」。南風原町はその琉球かすりのシェアを大きく占める主産地です。近年では染料の品質向上に伴い、かすり独特の深い色合いのほかに明るく華やかな生地も作られるようになりました。かりゆしウェアやネクタイ、バッグなどにアレンジされる事も多く、以前より伝統工芸を気軽に身に着けることができるようになっています。また琉球かすりのほかにも「南風原花織(はえばるはなおり)」と呼ばれる織物も盛んで、多用な色彩の糸を使った立体感のある柄が人気になっています。南風原町には「かすりの道」と呼ばれる散策コースがあり、かすりの図柄を施した路面を歩けば、街中に建ち並ぶかすりの工房から、とんとんと機織の音が聞こえてきます。工芸館「琉球かすり会館」では作業工程の見学や反物、雑貨類の展示販売も行っているので、興味のある方は職人の技を間近で見てみてはいかがでしょうか。

POINT2沖縄の歴史、戦争を学ぶ

南風原文化センターでは、南風原・沖縄に関する歴史資料や沖縄戦に関する展示、また移民や昔の暮らしなどが学べる展示を行っています。常設展示室では南風原にあった沖縄陸軍病院南風原壕の再現や、学童疎開、県内の戦争遺跡等を中心に紹介しています。陸軍病院南風原壕の再現では、体験寝台や手術台、壕の遺物、それに黄金森の壕の地形模型、壕関係年表等もあり、当時の様子がより理解しやすいように工夫されています。特に、実物の穴の開いた砲弾の塀や、砲弾に打ち抜かれ穴の空いた着物、焼け爛れたガラス瓶などの展示は、戦争の恐ろしさを今に伝えています。また、別の展示室では戦後の庶民の暮らしや、当時の映画や漫画、おもちゃなどの娯楽も紹介しています。戦後のゼロからスタートし、沖縄が自らの手で勝ち取った戦後のたくましい歩みを学べます。

南風原文化センター

POINT3農業も盛んな街

沖縄県内唯一海がない町南風原町は緑が溢れ、農業が盛んに行われています。街の特産品として有名なのがかぼちゃ。完熟すると糖度が20度を超える強い甘みが特徴の「津嘉山完熟かぼちゃ」や「南風原かぼちゃ」は県外の高級料亭などで人気で、高値で取引されています。見た目にもこだわり、全体が満遍なく緑色になるよう一つひとつ丁寧に育てられています。また、沖縄の人気の夏野菜ナーベーラ(へちま)も南風原町の特産品で、県内のへちまの約30%を生産しています。スーパーで見かけたへちま、それは南風原産かもしれませんね。

へちま

POINT4南風原町の不動産事情

南風原医療センターが所在する南風原町。もしものときも安心と、ファミリー世帯から人気の地域です。
那覇市への通勤にも便利なエリアですので、マンションや一戸建てなどの購入を検討されている方も多いです。コンビニが近い賃貸物件もあり、ファミリーにも嬉しい物件が見つかります。土地の価格は那覇市よりも安いため、家賃や住宅購入費を抑えたいという方に、南風原町をオススメします。

南風原町の賃貸

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