大家さん相談所トップ > 不動産売却 > 売却のポイントについて
不動産物件を売却する時、査定価格や担当者の対応なども媒介契約のための大切なポイントとなると思いますが、
それ以外に「これは必ず確認するべき」というポイントは何がありますか?
グッドアンサーとは
Open Room代々木店(縁家不動産株式会社)の松岡と申します。
不動産売却、大切なご資産の命運を担当に託すといっても過言ではありませんので、売却担当になる方が、本当に信頼できる方かどうかを見極めてもらいたいですね。
顔を見てお話しないと、わからない事も多いと思いますので、面談される際、色々質問を投げかけてみられてみてはいかがでしょうか。
例えば、
査定価格の根拠を詳しく説明してくれませんか?
⇒先の回答の通り、売却を取りたいが為に相場価格と大きく乖離した価格を提示する営業マンもよくいられるようです。
この不動産を売却した際の税金はどうなりますか?
⇒税金の知識を持った担当であれば、逆に質問が返ってくるはずです。
自己居住用で使われてましたか?取得日はいつですか?取得方法は購入ですか?相続ですか?などなど、上記の違いによって、控除が使えたり、税金の率が変わるなどします。
具体的にどのような販売計画をしてくれますか?
⇒お客様の事を考えている担当であれば、面談前から、地域の相場動向や、競合になりうる物件等、事例の収集・準備は欠かさないでしょう。売り出し価格の設定、広告のスケジュールや、値下げの時期・幅など詳しく説明してもらえると思います。
などなど、その方の経験や知識、対象不動産の具体的な販売計画を問われてみてはいかがでしょうか。
※媒介を取り、レインズという不動産業者間情報交換システムに掲載するのみで、他不動産業者からのお客様紹介を待つだけのような会社さんも中にはあるようです。
住み替えや転勤など、何らかの理由で自宅の売却を考える際、「高値で売却できるかどうか」は大きな関心事です。では、いったいどんな家が高く売れるのでしょうか? 一般的には、以下の図のような条件が満たされている住宅ほど売却価格は高く、購入希望者も多くなります。特に「アクセス」「利便施設」「住環境」は、住宅の価格を決める上で重要なポイント。もし自宅のすぐ近くで賃貸に出ている住宅があれば、賃料がいくらか、他の地域と比べて高いか安いかをチェックしてみると、相場観がつかめるかも知れません。マンションの場合は、同じマンション内で賃貸に出ている物件があれば、その賃貸料金がいくらかというのが重要な参考資料になるでしょう。
住宅そのものに関しては、当然ながら「築年数」は価格に大きく影響します。一戸建ての場合、一般的に築20年を経過すると、建物としての資産価値がなくなると言われています。ただし、大手ハウスメーカーの建物であったり、大規模分譲地内の物件など例外もあり、いちがいには言えません。築年数が古くても、しっかりと手入れをして美しい状態を保っている家は、高値で売却されるケースもあります。 マンションに関しても、大手のゼネコンが建てた物件や、管理が行き届いた物件に関しては、築年数が古くても高値をキープしている場合があります。
初めましてアストップの山岸と申します。
他の方から回答が出ているので、一点だけ注意点を申し上げます。
「専任」「専属専任」をやたらと主張する会社にはお気を付け下さい。
残念なことに、不動産業界では、物件の囲い込みがなくならないのが現状です。
物件の囲い込みとは、売主買主の双方の仲介手数料をもらうために、
業者が他の不動産会社には物件を紹介しないことを言います。
「専任」「専属専任」をやたらと主張する業者はこの傾向が高いです。
もちろんすべての業者が囲い込みを行うわけではございません。
売却に関して手間がかけられる状態であれば、
「一般」で複数の業者と媒介契約を結ばれた方が、
「早く」「適正な金額で」売却できる可能性が高いです。
ご不明点がございましたらお気軽にお申し付けください。
お世話になります。
相場からかけ離れたことは、実際は難しいですので、
よすぎる話は警戒をすべきです。
そのためには複数の人に話をきくべきでしょう。
ひなさん、はじめまして。
アストップの熊崎と申します。
私からは他の方から言及されていない事項について
記述させていただきます。
中古物件は現況有姿という、「見たままそのまま引渡ししますよ」という
基本の取引条件があるのですが、一般の購入希望者さん(特に初めて購入される方)は、
そのようなルールを知らない方が多いのが現状です。
(不動産ではない一般的な中古品の取引にはBtoCの取引が多く、
故障や不具合がほとんどないものが多いため勘違いしても仕方のないことかと思います。)
購入希望者が見つかり契約となった際に、「付帯設備表」というものを作成し、交付するのですが、
そこに記載した「故障なし」の設備において、
引渡し後すぐのチェックで発覚した故障・不具合については
売主の責任範囲となり、修理・補修の義務を負います。
そこで、突然の思いもよらぬ出費や余計なトラブルを避けるためにも、
室内設備の故障や不具合について、あらかじめ調べておき
売却を依頼する不動産会社の担当にも把握してもらったうえで
売却を進めていくと良いと思います。
軽微なものであれば、「それくらいなら構わない」となる方もいますし、
大きなものでも事前に修理の見積もりなどの用意をしておけば、
購入希望者さんと具体的な数字を交えての交渉・調整ができると思います。
(※大きなものを知っていて黙っていると、後から大変です!)
不動産の売却金額に比べると小さな額である事が多いですが、
想定外の支出というものはあまり気分の良いものではありませんので
こういった備えについても確認しておくとより良い取引になると思います。
「必ず確認するべき」ときもある・・・程度の内容で恐縮ですが、
ご参考になれば幸いです。