はじめまして。
アップシードレジデンシャルの千葉と申します。

「サブリース（転貸借）」とは、オーナーさんが不動産会社と賃貸借契約（マスターリース）を締結し、その不動産会社が貸主の立場で実際の入居者と転貸借契約（サブリース）を締結する形態のことを言います。

オーナーさんは、実際の入居者の有無に係わらず、マスターリース契約に基づき不動産会社から賃料収入を得ることができます。
このことを指して、一般的に「空室保証」と呼ばれています。

オーナーさんのメリットとしましては、上記のように空室リスクがなく安定した家賃収入が得られることと、契約や管理等の手続きを不動産会社が代行するため、煩雑な手続きが一切不要になることです。

一方、デメリットとしては、不動産会社としては空室リスクを負う代わりにマスターリース契約における賃料は相場より低く設定することが通常となりますし、また、リーシングや管理業務を不動産会社に一任することになるため、その物件にどのような人が住んでいるか、その物件が現在どのような状態になっているかが見えずらくなることが挙げられます。

結局、相場より低く設定されたマスターリースにおける賃料でオーナーさんに利益が出るかどうかを検討して頂くことになります。

回答日：

2015/03/12