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住宅購入に消費税は影響するのか
- 消費税増税に伴い、住宅購入を検討したか、アンケートをとってみた。
- 意外なことに9割以上の人が考えなかったと回答した。
- やはり大きな買い物であるが故に安易に決断することが難しいようだ。
今春予定されている消費税増税によってとても多くのものが高くなってしまうという不安が生まれている。
その中には住宅の消費税増税も含まれており、とても大きな影響を及ぼすと考えられるものである。住宅購入は数千万円もするので消費税でも数十万円もかかってしまう場合もあり、とても大きな損失になってしまうだろう。
今回は、そういった住宅の購入費用が上昇することで、住宅購入の意志にどのような変化があるかどうかを調べるためにアンケートを取ってみた。
- 今春、予定されている消費税増税に伴い、住宅購入を検討しましたか?
- ・はい:9%
- ・いいえ:91%
なんと、消費税増税があるにもかかわらず住宅購入を考えている人は9%しかいなかった。多くの人は消費税増税があっても住宅購入を検討しないでいるということがわかり、その意見を見てみると納得の内容が明らかになった。
アンケートに対し「いいえ」と回答した人の意見は以下のようなものがある。
「住宅購入を具体的に考えられていない」
「現在の住まいに満足している」
「いいえ」と回答した人の多くは、既に満足できる住宅に生活していたり、今はまだ住宅を購入することができないという人が多くいることが分かった。また住宅購入はとても大きな買い物であるために、消費税の増税で安易に決断はできないという意見もあり、納得できる回答が多く得られた。
それに対し住宅購入を検討した「はい」と答えた人の意見には次のようなものがある。
「家族があまり乗り気ではない」
「増税後に住宅の値段が下がるといわれている」
住宅購入を検討した人でも実際に購入まで至った人は少なく、検討しただけで終わっている人が多かった。消費税増税後に住宅の値段が検討されて多少なりやすくなることを予想している人もおり、今回の消費税増税に関してはそれほど決断を迫るような要素はないという意見が多く見受けられた。金利の面を考えて実際に購入した人も1人いたようであるが、消費税増税が大きな要因となってはいないことが今回のアンケートで明らかになり、多くの人は消費税増税と住宅購入をそれほど合わせて考えてはいないようであった。
アンケートの回答を見ると、消費税増税によって住宅購入を検討した人はとても少なく消費税の増税が住宅購入の意思決定にはそれほど重要ではないことがわかった。中には住宅を購入した人もいたが、検討するだけで簡単に大きな買い物はできないという人が多かった。
今後の住宅購入はより多くの課題を抱えることになり、場合によっては住宅購入をする人が減少してしまう可能性もあるだろう。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2014年2月7日~2月13日
- 有効回答数:100サンプル
- 2016年06月2
- 2016年05月4
- 2016年04月4
- 2016年03月5
- 2016年02月4
- 2016年01月15
- 2015年12月32
- 2015年11月30
- 2015年10月31
- 2015年09月31
- 2015年08月31
- 2015年07月31
- 2015年06月30
- 2015年05月32
- 2015年04月30
- 2015年03月31
- 2015年02月28
- 2015年01月31
- 2014年12月31
- 2014年11月30
- 2014年10月31
- 2014年09月30
- 2014年08月31
- 2014年07月31
- 2014年06月30
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- 2014年03月30
- 2014年02月14