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トイレをもっと快適に 機能は日々進化している!

最新タイプのトイレ

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皆さん今のトイレは、どのくらい進化しているか知っていますか?

私も実際トイレのショールームを見に行くまでは知りませんでした。

行ってみると、驚くことばかりでした。

形状はもちろん、機能のすばらしさに感動しました。

実際、どのように進化しているのでしょうか。


トイレ選びの方法

新しく家を建てるとき・リフォームするときにトイレを選ぶ機会がでてきます。

分譲住宅を購入するときも、もしかしたらトイレを選択できる可能性もあります。

選ぶといっても最近はトイレの種類がとっても増えています。

昔とは違いカタログも分厚く、困ってしまう人が多いのではないでしょうか。

ここでは、簡単なトイレ選びの方法をご紹介します。

まずは、タンクレストイレかタンクありトイレにするか選びます。

次にトイレの機種を選びます。

選んだ機種の中から、必要な機能を選んでグレードを選びます。

最後に付けたいオプションなどがあれば選びます。

そもそも昔はタンクレストイレなどないのが当たり前でした。

タンクレストイレは、1990年代に登場したようです。

今はリフォームの4台に1台はタンクレストイレを選ぶといわれるぐらい普及しています。

タンクレストイレのメリット・デメリットは何でしょうか。

・タンクレストイレのメリット

1.トイレの空間が広くなる

一番のメリットといえますね。

タンクありトイレは奥行きが約75cmあります。

しかしタンクレストイレは約65cmです。

10cmほど小さくなっています。

たかが10cmと思われるかもしれませんが、トイレルームという小さな空間では大きな差になってきます。

2.掃除がしやすい

タンクレストイレは、タンクがないぶん掃除がしやすいです。

トイレ掃除というとトイレの便器内だけと考えますが、トイレ周辺の掃除も大変です。

タンクありトイレはタンクまわりに、デコボコやスキマが多く、自分の移動もしにくく掃除もしにくいですね。

タンクレストイレだと、形もすっきりしているのでとても掃除がしやすくなります。

・タンクレストイレのデメリット

1.水圧が弱いと設置できない可能性もある

タンクレストイレでは、タンクに貯めずに直接水を流します。

そのため水圧が弱いと使えないことがあります。

しかし最近は、水圧の弱さを補う機能・一時的な小さなタンクを内蔵しているものなど、水圧対策が進んでいるのが現状です。

設置前に、水圧の確認が必要でしょう。

2.停電時に不便

タンクレストイレは、水を流すのも電気です。

停電してしまうと、水を汲んで流す必要がでてきてしまいます。

3.手洗い場が必要

タンクありトイレだと、タンクの上に手洗い場が付いているのが多いですね。

しかしタンクレストイレだと、タンク自体ないので手洗い場が他に必要になってきます。

手洗い場を別の場所にしたい人だといいかもしれませんが、同じ空間に作りたい人は、別で施工しなければなりません。

そのためより広いスペースが必要となるでしょう。

メリット・デメリットさまざまなものがあります。

費用からすると、タンクレストイレの方が高くなる可能性もあります。

今は多くの機能がつけられる時代なので、タンクありトイレでも機能によってはタンクレストイレと同じ価格になることもあります。

予算や生活のスタイル・空間の大きさによって選ぶのが良い方法でしょう。

簡単なトイレの選び方を紹介しましたが、人によっては選ぶ基準が違います。

費用を一番に重要視する人もいますし、機能性を重要視する人もいます。

特に今は本当に驚くぐらいの最新機能が出てきています。

そのため、トイレのカタログがあんなに分厚いんだなと実感しました。

次はトイレの最新機能についてお話します。

トイレの最新機能について・お掃除機能


トイレは見た印象としてはあまり変化がなく、メーカー間の違いも分かりづらいです。

しかし、トイレ機能は着々と進化しているのです。

トイレを選ぶ際は、節水などの経済性やデザイン性・収納スペース有無や掃除のしやすさを考える方が多いようです。

この中でも、どのメーカーも共に掃除のしやすさを気にするユーザーが多いとのこと。

昔のトイレは御不浄と呼ばれていて、家の中でも汚れやすく、掃除しにくい場所とされてきました。

これは今でも多くの方がそう考えているでしょう。

さらに最近は一人暮らし・共働きの家庭が増え、より簡単に掃除をしたい人が増えています。

このような背景から各トイレメーカーは、清掃性の向上にも力を入れています。

拭き掃除のしやすいフチなしなどの形状が今では普通になってきています。

そのうえで、さらにどのような機能があるのでしょうか。

主にトイレメーカーは、LIXIL・TOTO・パナソニックがあります。

メーカーごとの最新清掃機能を紹介します。

・トイレ空間の脱臭も

TOTOの商品です。

使用時の便器内の脱臭だけでなく、トイレ空間全体のニオイの脱臭機能が付いています。

トイレ空間のニオイを取り込み、「きれい除菌水」を含んだ「除菌水フィルター」に収集して脱臭します。

さらに一日一回「除菌水フィルター」に付着したニオイ成分を「きれい除菌水」を使って自動で洗浄・除菌します。

・使用していないときも自動で除菌

TOTOの「ネオレスト」という商品です。

「セフィオンテクト便器」を採用しており、独自で開発した釉薬で便器表面を100万分の1ミリ単位でツルツルに仕上げています。

これによって便器表面が一般的な便器よりもなめらかになり、汚れが付きにくくなります。

それも効果は長期間持続します。

また、「便器きれい機能」で使用前に便器内へ水道水を自動で吹きかけるため、汚れが付きにくくなります。

たまにトイレを使用するときに、水が流れている音がするのはこの機能のせいですね。

また使用後は除菌水を自動で吹きかけ、見えない汚れや菌まで分解・除菌することができます。

さらに8時間使用しないと、自動で除菌水を吹きかけて便器を除菌します。

まったく掃除が不要にはなりませんが、水を拭きかける機能で汚れが付きにくくなるので、トイレの「きれい」を維持することができます。

・お掃除リフトアップ、スッキリノズルシャッター

LIXILの商品です。

ボタン一つで、自動で便座が真上に上がる機能が「お掃除リフトアップ」です。

掃除しにくかった便座と便器のすき間も奥まで簡単に拭くことができます。

すき間に臭いが溜まらないので、気になる臭いの元もカットしてくれます。

「スッキリノズルシャッター」は、使わない時ノズルを収納できる機能です。

立って小用をしたときの尿ハネ汚れから、ノズルを守ることができます。

またノズルシャッターは着脱が可能なので、取り外してしっかり掃除もできます。

・プラズマクラスターで便座の裏まで除菌、脱臭

LIXILの「サティス」という商品です。

強力な水流を生み出すパワードライブユニットを搭載した「すみずみウォッシュ」という機能があります。

新機構「パワードライブユニット」が生み出す強い水流と独特なひし形の便器ボウルを採用することによって、わずか4リットルの洗浄水で一気に汚物が流れます。

プラズマクラスターでイオンを便器内に放出する機能もあります。

フタを閉めた状態で便器内に放出したイオンが便器の内側に行き渡ります。

水がかからない便座裏や便器内のカビ菌、付着菌などを除菌することも可能。

また、染み付いた臭いも脱臭できます。

プラズマクラスターとは、プラスとマイナスのイオンを放電によって発生・放出させ、浮いているカビ菌などを空中で除去する技術のことです。

・水位を低くし洗剤の泡を発生させ、床の飛び跳ね汚れまで防止する

パナソニックの「アラウーノ」という商品です。

激落ちバブルという機能があり、事前にタンク部分に市販の台所用合成洗剤を注入しておきます。

その状態で使用後に水を流すと、まず第一の泡が発生し大きな汚れを落とします。

次に第二の泡が発生し細かい汚れを落とします。

便座の開閉ボタンを押して便座が上がると、便器内の水位が自動で3センチ下がります。男性の立小便の飛び跳ね汚れを抑制する機能です。

便器内だけでなく、便座の裏やトイレの床などの汚れまで軽減します。

各メーカーともにトイレのグレードによっては上記の機能が付いていない場合もあるので、お買い求めの際には確認が必要です。

本当にさまざまな機能が付いていますね。

私も実際販売担当者とお話をしていて、トイレはここまで進化していたのかと感動しました。

トイレはキッチンなどと違い、お客さんの利用頻度が高い空間でもあります。

玄関やリビングと同じように家の印象を左右する、重要な要素であるトイレ。

だからこそ、機能も重要視したいところです。

お客様のためだけでなく、トイレが不潔だと自分達も使いたくなくなりますね。

最新機能にはお掃除機能だけではありません。

他にはどんな最新機能があるのでしょうか。

感知機能

先程話したお掃除機能だけでなく、各メーカー目立って進化してきているのが感知機能です。

感知機能というと、人が近づいたら便座が自動で開く機能のことです。

しかし、今は開閉機能で終わりではありません。

今の感知機能は、便器に近づくとフタが開き、便器に座ると脱臭がスタートします。

トイレ使用後は、便器から立つと水が流れ、便座のフタが閉まります。

この一連の流れをすべてトイレが自動で行ってくれるのです。

しかし各メーカーが独自の機能を導入していて、さまざまな違いがあり他社との差別化を図っています。

TOTOでは、オリジナル芳香剤をトイレのトレーにセットし、良い香りでトイレ空間を快適にすることがきます。

また「わらかライト」いう機能もあり、便器に近づくとやわらかい光が灯ります。

夜中の暗いトイレでも安心ですね。

リクシルは、座ると両側のスピーカーから自動で音楽を再生する機能があります。

採用されている音楽は、クラシックや小鳥のさえずりなどの癒しのサウンドが用意されています。

パナソニックは家電でも使われている「エコナビ」を搭載しているトイレがあります。

「ひと・室温・着座」の3つのセンサーをエコに稼動させます。

またTOTOと同様、人の入室を検知すると自動的にLEDのやわらかな光が点灯します。

便器まわりと便器内をほんのりと照らしてくれます。

主に感知機能を挙げてみました。

この機能も、グレードや種類によっては搭載されていないトイレもあります。

ただ開閉するだけでなく、トイレが快適になる多くの機能を付けることができます。

感知機能は、ご高齢で開閉するのが大変だったり、店舗でお客様に快適空間を演出したい時などは便利ですね。

最新機能1


トイレの最新機能は、お掃除機能・感知機能だけではありません。

全てをお話するのは大変なので、特にトイレを選ぶときに着目するべき機能を紹介します。

まずは節水などの経済性はどうなのか?と気になる方が多いのではないでしょうか。

特に家族が多いと使用頻度も高いので、水をたくさん使用します。

水道代がかかるので節水できるのは重要ポイントですね。

1990年以前に進出しているトイレは、大1回で約13~20リットルの水を使用します。

しかし今はどのメーカーも節水に力を入れています。

その結果、約4~6リットルの水の使用で済むようになり、節水ができるようになりました。

ここで各メーカーではどのように節水できるのかをお話します。

TOTOは「トルネード洗浄」と呼ばれる独自の洗浄方法を採用しています。

渦を巻くようなトルネード水流が少ない水でも有効に使用できます。

そしてこの水流によって便器の内面をまんべんなく、しっかりと洗い流します。

リクシルには水流をコントロールする「パワードライブユニット」が搭載されています。

4リットルの洗浄水すべてが便器内のすみずみにまで、行き渡ります。

静かに・しっかり強力に汚れを洗い流します。

パナソニックは、新たに上向きの排水路を作りそこに水を溜め、使用時はその排水路を電動で下向きにして全ての水を一気に排水し、汚れを落とす「ターントラップ洗浄」があります。

これにより無駄なく水を使用でき、トータルで使用する水量を減らすことができました。

最新機能2

やはり経済性のことを考えてしまうのが主婦です。

いくらトイレの機能が進化していても、コストパフォーマンスが良いものを選びたいものですね。

各メーカーともに節電機能が充実しています。

8時間使用しなかったら自動で切れたり節電したりするものもあります。

しかし、便座を暖かくする機能やウォシュレットをたくさん使うとその分多くの電気代や水道代がかかってきてしまいます。

それを自動で節電できる機能もあります。

節電のモードもさまざまなものがあるようです。

まとめ

最近のトイレは進化しています。

トイレは、清潔にしておきたい空間でありお客様も使用する空間でもあります。

トイレの空間によっては家の印象が変わってきてしまいます。

最新機能を取り入れて、より心地いい空間にしたいものです。

まずトイレを選ぶときは、タンクレストイレとタンクありトイレを選択します。

タンクレストイレはメリット・デメリットあるので、各家庭に合わせて選びましょう。

トイレを心地よい空間にするには掃除が必須です。

今のトイレは掃除機能も充実しています。

各メーカーさまざまな機能があります。

汚れが付きにくくなるものやさらに除菌・消臭までしてくれるものがあります。

掃除機能だけではなく感知機能や節電機能まで本当にさまざまなものがあります。

全てを取り入れたいところですが、費用がかかってしまうのも現実です。

自分の生活スタイルに合わせて、何があると便利なのか・必要なのかを取捨選択する事がおススメです。

また各メーカーにより機能がさまざまですので、実際ショールームに見に行き体験するのもおススメです。

そしてトイレが家族もお客様も心地よい空間になるといいですね。

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