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- 三浦市の移住の体験談！実際に住んだメリット・デメリット、街の特徴と魅力まとめ
目次
神奈川県三浦市と聞いたら、多くの人が最初に思い浮かべるのは、三崎港とマグロかもしれません。
三浦市は、三浦半島の最南端に位置し、漁業と農業が盛んで、都心からでもアクセスが良く、美味しいマグロが楽しめる観光地として人気があります。
近年は移住の魅力も高まっています。
この記事では三浦市にはおすすめのスポットや移住のメリット・デメリット・実際の体験談をご紹介します。移住を考えている方や引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてください。
三浦市の魅力や特徴
三浦市の魅力
神奈川県南東部にある三浦市は、東京湾と相模湾に挟まれた三浦半島の最南端に位置しています。市内は海に囲まれ、西側に相模湾、東側に浦賀水道（東京湾）、南側には太平洋が広がり、南端には城ヶ島がそびえ立っています。都心からは約60km、横浜からは約30kmの距離にあり、電車で都心（品川駅から三浦海岸）から約1時間10分、横浜からは50分、自動車での所要時間は約2時間となります。
三方を海に囲まれることで黒潮の影響を受け、温暖で気温差が少なく、冬は暖かく、夏はあまり暑くならない穏やかな気候となっています。市内は三浦丘陵が広がり、市内全域で坂が多く、大部分は標高40から60mの台地で、その間に小さな谷戸が入り組んでいます。
水田に適した低地が少ないため、台地上には野菜畑が広がっており、特にダイコン（三浦大根）やキャベツは全国的にも有数の一大産地であり、国指定産地となっています。低地の多くは住宅地として利用されており、市内には昔から人々が住んでいた痕跡が残されており、縄文時代の諸磯貝塚や弥生時代の赤坂遺跡などの遺跡が発見されています。
1590年に徳川家康が関東に入った際には、三浦半島もその領地となりました。当時からすでに発展していた三崎は天領とされ、その後も漁港である三崎を中心に発展してきました。現在では遠洋漁業の拠点であり、日本有数のマグロ水揚げ港として知られています。
三浦市のおすすめスポット
・小網代の森
都心からもアクセスしやすく、森林浴が楽しめる場所です。この場所では、アカテガニや日本最大級の蝶であるモンキアゲハなど、2,000種類以上の貴重な生き物が生息しています。また、散策路はなだらかで歩きやすく、自然を満喫しながら散策することができます。ぜひ、都会の喧騒を離れ、自然に触れる癒しのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
・京急油壺マリンパーク
この場所の最大の魅力は、カワウソの姿を観察できることです。カワウソは、優雅に泳いだり、自由に暮らしたりする姿を間近で見ることができます。また、可愛らしい姿とは裏腹に、魚を噛み砕くカワウソの姿には、ちょっとしたギャップも感じられます。さらに、この場所ではペットと一緒に入園することができ、ドッグランも施設内に完備されているため、愛犬と一緒に楽しめることも魅力のひとつです。ぜひ、カワウソたちの愛らしい姿や自然を満喫しながら、癒しのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
・長井海の手公園 ソレイユの丘（横須賀市）
三浦半島の小高い丘に位置する、体験型の公園です。広大な敷地内では、野菜の収穫体験や食とクラフトのもの作り体験、またかわいらしい動物たちとのふれあい体験など、多彩なプログラムが用意されています。さらに、野菜から海鮮まで幅広いメニューが揃うレストランや、温浴施設も併設されており、一日中楽しむことができます。
この公園では、自然とのふれあいや食に触れることで、心身ともにリフレッシュすることができるでしょう。ぜひ、家族や友人たちと一緒に、思い出に残る素敵な体験をしてみてはいかがでしょうか。
・秋谷の立石（横須賀市）
江戸時代末期の浮世絵師である安藤広重も描き残した、名勝地があります。海上にそびえる巨大な岩礁と、その奥に突き出た「梵天鼻」と呼ばれる岬の松。この二つが見事なバランスで調和しており、その美しさは必見です。ここからの夕日の眺めも素晴らしく、多くの人々に愛される観光スポットとなっています。自然が織り成す美しい風景を眺めながら、日常の喧騒を忘れる贅沢な時間を過ごしてみませんか。
・横須賀しょうぶ園（横須賀市）
ここでは、ショウブをはじめとする様々な花木が四季折々に美しく咲き誇ります。フジやシャクナゲ、ツツジ、アジサイ、スイセンなど、多くの花々が園内に咲き誇り、その美しさは見る人を魅了します。特にハナショウブは、早咲きから中間咲き、そして遅咲きまで、時期をずらして鮮やかな花を咲かせます。6月初旬から下旬にかけては、美しい花々が一斉に咲き誇る、見頃の時期です。四季折々の美しい自然を堪能しながら、日常の喧騒を忘れる、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
三浦市へ移住の体験談：メリット
自然環境に溢れる三浦市
三浦は朝が気持ち良いので、頑張って早起きすれば、城ヶ島や三浦海岸などをお散歩することで気持ちが晴れやかになれます。
三浦海岸側に行けば朝日が見え、西海岸側に行けば富士山と夕日が見えるなど、最高のロケーションが近接していることも魅力です。また、夏に三浦海岸で開催される花火大会は、砂浜の広い範囲で見ることができるため、密集せずにゆっくりと鑑賞できるのが気に入っています。三崎口駅まで行かず、三浦海岸駅で電車を降り、剣崎経由の三崎港行きバスに乗ることで、景色を楽しみながらゆったりと旅気分を味わえます。
三浦市はご飯が美味しすぎる
海が見えるマクドナルドは、地元の人にも人気のある落ち着ける場所で、のんびりと過ごすことができます。三浦は、魚や野菜といった素材が安くて美味しいことが特徴的で、飲食店の味もコスパも最高なのでついつい食べ過ぎてしまうほどです。三浦で過ごす日々は、自然と美食に恵まれた贅沢な時間を過ごすことができます。
三浦市へ移住の体験談：デメリット
・気候や街のあかり
古くから残る細い道が多く、側面が舗装されていない畔道もあります。最初は運転が怖かったですが、慣れれば大丈夫かもしれません。ただ、畑の側など街灯が少ない場所があり、夜に一人で歩くのは少し怖いですが、変質者的な怖さではなく、動物やお化け的な意味合いの怖さです。梅雨時期にはカビが想像以上に強く、換気の良いところに置いていた皮のカバンがカビたことに驚きました。
この地域では、ゴミの分別が非常に厳しく、都内から移住した際には、分別を覚えるのに一苦労するかもしれません。また、海風はとても強く、海辺に住んだことがない人にとってはビックリするかもしれません。台風並の強風が吹くことがあるため、洗濯物の管理など、風には要注意です。
海沿いの田舎町によくあるデメリットだといえるでしょう。
三浦市の仕事や求人
三浦市は、三浦漁港が経済の中心であり、漁業関係の求人が多くあります。漁業関係の仕事には、漁師さん以外にも、魚の仲卸し業者や魚料理のレストランなどの募集が安定しています。また、介護施設や交通関係の仕事も多くあります。
さらに、横須賀市との行き来が容易であるため、横須賀市に出稼ぎに行くことも有効です。横須賀市では、ショッピングモールや教育関係の求人が多く見つかります。そのため、仕事を探す際には、横須賀市も選択肢の一つとして考えることができます。
三浦市移住でおすすめの駅
都内へのアクセスを考えると駅に近い方が何かと便利です。
三浦市には三浦海岸駅・三崎口駅の二つがあります。
それぞれの駅も魅力を紹介します。
三浦海岸駅：街並みが魅力で便利
・交通アクセス
三浦海岸駅から隣の三崎口駅までの移動には、快特に乗車するとたったの3分で到着できます。さらに、京急久里浜駅までの移動には特急快速に乗車して約9分で到着することができます。
金沢八景まで行くには、久里浜線の快特に乗って堀之内駅まで行き、そこで京急本線の快特に乗り換えることが必要です。この方法で移動すると、約26分で金沢八景に到着することができます。
横浜までの移動には、快特に乗って堀之内駅まで行き、京急本線の快特に乗り換える必要があります。この方法で移動すると、約45分で横浜に到着することができます。
品川駅までの移動には、横浜までの行き方と同じ方法で、京急本線に乗って移動する必要があります。品川駅に到着するまでの所要時間は約1時間2分です。
品川駅からは都内の主要駅まで簡単にアクセスできるので、交通アクセスの利便性は非常に高いといえるでしょう。
・街の魅力
三浦海岸駅周辺には、京急ストア三浦海岸店やムツミ浜庄司ストアーなどのお買い物スポットがあります。また、駅前には商店街があり、3月にはマラソン大会、8月には盆踊り大会や花火大会が開催され、賑わいを見せます。2月には遅咲きの河津桜を見ることができます。駅周辺にはローソンがあるほか、海外通り沿いにはセブンイレブン、ファミリーマート、マクドナルド、CoCo壱番屋などの店舗もあります。このように、三浦海岸駅周辺には、お買い物やイベント、観光など、さまざまな楽しみ方ができるスポットがあるので、訪れる人にとって魅力的な場所となっています。
東京から三浦海岸駅へ移住しカフェを開業する人も増えており、近年、三浦海岸駅周辺では休日の街並みが活気づいていますよ
三崎口駅：自然が溢れ、海や森に癒される街
・街の魅力
三崎口エリアは三浦海岸の隣にある街です。京急電鉄の終点で三浦海岸駅と比べると駅周辺は静かです。地元住民にとってはバスが主な交通手段であるため、本数が少なく、最終便が早いです。三浦海岸と比べるとアクセスに少し不便な面もあります。快速特急で品川から三崎口まで1時間20分弱で到着できるため、都内へのアクセスは便利です。
三崎口周辺では自然に囲まれたのどかな環境を楽しむことができるため、多くの人が訪れ、リフレッシュできます。
小網代の森や三戸海水浴場といった自然の魅力あふれる場所にすぐアクセスできるため、休日の散歩にもピッタリです。
また、駅から車で少し行くとスーパーのヤオコー、ホームセンターのカインズがあり、日用品はそこで買いそろえることができます。
不便な面はありますが、適度な利便性があり豊かな自然に囲まれた街だといえるでしょう。
まとめ
この記事では三浦市の魅力や特徴についてまとめました。記事を読んだ方が「引っ越してみたいな」「移住してみたいな」と思っていただけたら幸いです。
神奈川県全体への移住を考えている方は下記の記事もぜひ参考にしてください。
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Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
