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学生マンションと一般マンションの違いは?メリット・デメリットも要チェック

いえらぶコラム編集部

学生マンションと一般マンションの違いは?メリット・デメリットも要チェック

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この春から一人暮らしをスタートするため、今まさに賃貸物件をお探しの方も多いことでしょう。

今回は近い将来、大学への進学を機に一人暮らしを始める方や親御さんに向け、学生マンションについてご紹介します。

「学生マンションは一般のマンションとどう違うの?」「学生寮との違いやメリットは?」など、良くある疑問を解決する内容となっていますので、充実した学生生活のベースとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。

学生マンションと一般マンション・学生寮の違いとは?

学生マンションは学生のためのマンションというのはなんとなくわかりますが、一般のマンションや学生寮・学生会館との違いはどういった点なのでしょうか?

ここではまず学生マンションとはどういう物件なのかを解説し、一般マンションや学生寮・学生会館との違いを見ていきましょう。

学生マンションと一般マンション・学生寮の違いとは?

<そもそも学生マンションとは?一般マンションや学生寮・学生会館との違いは?>

学生マンションとは、その名のとおり入居者を学生のみに限定した賃貸マンションのことです。

一般マンションとは違い、大学生や専門学校の在学生のみを対象としているため社会人やファミリーが同じマンションに住むことはありません。

とはいえ学生マンションには明確な規定やルールがあるわけではなく、なかには女性限定であったり、近所にある大学を名指しで限定している学生マンションもあります。

また学生寮や学生会館では門限があるのに対し、学生マンションでは基本的に門限は設定されていないのが大きな違いといえます。

そのほかの違いについては、後ほどご紹介するメリット・デメリットで具体的に解説します。

<学生マンションならではの事前予約・合格前予約サービスとは?>

学生マンションと一般マンションや学生寮・学生会館には上記のような違いがありますが、とくに注目したいポイントとして事前予約・合格前予約のサービスがあります。

一般のマンションでは、気に入ったお部屋が早めに見つかった場合、契約と同時に家賃が発生するのが一般的です。

その点、学生マンションの事前予約では卒業・退去予定の学生が現在住んでいる部屋を予約することで、お部屋を確保しながら家賃の支払いは実際に入居する4月からでOKという、学生にも親御さんにとってもうれしいサービスです。

このサービスを利用することで、推薦入学などで早めに進学が決まった場合でも余分な家賃の心配をすることなくお部屋探しが始められます。

また大学の合格が決まってから部屋探しをスタートすると、契約済みの物件が多く希望にあった部屋がなかなか見つからないということも良くあるお悩みです。

この点でも学生マンションの合格前予約サービスを利用することで、受験前からお部屋を確保することが可能となり、万が一、不合格となった場合はキャンセルもできるので安心です。

ただしキャンセル料については、物件によって要・不要が変わるため事前にしっかり確認しましょう。

学生マンションのメリットやおすすめポイントは?

続いて、学生マンションは一般マンションや学生寮・学生会館と比べて、どういったメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。

学生マンションのメリットやおすすめポイントは?

<メリット1.同年代の友達が作りやすい>

学生マンションは基本的に大学や専門学校の近くにあるため、同じ学校に通う学生や同年代の学生が入居していることも多くなります。

一般のマンションでは隣にどんな人が住んでいるのかわからないこともありますが、学生マンションでは交流イベントなどもあるため入居者同士が顔をあわせる機会が多く友達が作りやすいでしょう。

一人暮らしを機に友達の輪を広げたいと考える方にとって、学生マンションは学校内とはまた違った友達作りの場としてもおすすめといえます。

<メリット2.学校が近く通学しやすい>

上記のとおり学生をターゲットとした学生マンションは、近隣に大学や専門学校があるのも大きなメリットでしょう。

たとえば地方から上京して一人暮らしする場合、電車やバスを乗り継いだり、長い道順を歩いたりするのは不安が大きいですよね。

通学に時間が掛かれば、それだけ勉強やプライベートの時間も削られてしまいます。

その点、学生マンションであれば徒歩や自転車で通学しやすい場所にあったり、電車を利用する場合でも乗り換えがない場合がほとんどなので通学のストレスを軽減できます。

<メリット3.セキュリティ体制がしっかりしている>

高校を卒業したばかりの学生が入居する学生マンションは、一般のマンションに比べてもセキュリティ体制がしっかりしているのも心強いメリットです。

子どもを一人暮らしさせる親御さんとしてもオートロックやモニター付きのインターフォン、防犯カメラといったセキュリティ設備を希望する方が多く、学生マンションも自ずとそうしたニーズに対応しているところが多くなります。

とくに女性の一人暮らしでは、管理人が常駐する学生マンションを選ぶとさらに安心感が増すでしょう。

学生マンションのデメリットや知っておくべきポイントは?

学生マンションには多くのメリットがありますが、知っておくべきデメリットもあるので確認しておきましょう。

学生マンションのデメリットや知っておくべきポイントは?

<デメリット1.騒がしさが気になる>

学生マンションでは若い入居者が多いことから友達ができやすい反面、友達同士が部屋に集まって騒いだりすることから騒音が問題になることがあります。

親元を離れた解放感も手伝ってハメを外してしまう学生もいることから、入居後、隣室からの騒音に悩まされるということも皆無とはいえません。

隣人との交流や譲り合いも大切な社会勉強となりますが、「静かな環境で勉強したい!」といった希望がある方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。

<デメリット2.物件数が少ない>

学生マンションは一般のマンションに比べて物件数に限りがあるため、自分の通う学校の近くの学生マンションに空きが見つからないということも良くあります。

どうしても学生マンションを希望する場合は、前述したような事前予約や合格前予約サービスを利用して早めにお部屋を確保しましょう。

また人気エリアの学生マンションは物件が限られていること、設備が充実していることなどから、一般の同等マンションより家賃が高めに設定されている場合もあるので、できるだけ家賃を安く抑えたい場合は近隣の相場を確認してみると良いでしょう。

<デメリット3.卒業と同時に契約終了となる>

学生マンションは学生限定のため、基本的には大学や専門学校卒業と同時に退去することが求められます。

卒業後も同じエリアに住み続けたい場合でも、新たにほかの物件を探して引っ越さなければならないので、そのための費用や労力が掛かることがデメリットとなります。

もしも卒業後も住み続ける予定があるならば、最初から一般のマンションに住むほうが良い場合もあるでしょう。

まとめ

学生マンションは初めて一人暮らしする物件として適しており、親御さんとしても安心なポイントがたくさんあります。

ただし暮らし方や希望によっては一般のマンションや学生寮のほうが向いているケースもあるでしょう。

楽しく充実した学生生活を送るためにも、今回ご紹介したメリット・デメリットなどを参考に自分のスタイルにあった物件選びをしてみてくださいね。

いえらぶでは全国の賃貸マンションを、こだわり条件から探せます。

さらに知ってお得!?お引越しマニュアルも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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