大家さん相談所トップ > 賃貸経営・不動産経営 > 賃貸中の築古 戸建て物件の売却について。
賃貸中の木造古屋 戸建てを賃貸中です。
築45年と古いですが、大家としては、修繕をマメにして
管理しているつもりです。
今の借主様は、わりとクレーマー的な感じが多く、管理会社様も
少々 手を妬いている感じです。
そこで、“管理会社様から”提案がありました。
「賃貸中のこちらの物件を借主様に売却されてはいかがですか?」と。
現在、土地値はガタ落ち・築古物件…
損益を考慮すると、私の今後の管理が大変であろう、という事でした。
実際、管理会社様も クレームに大変そうで、理解出来なくもない提案で
私の中では“しっくり”ときました。
そこで、なのですが、こういう場合の「家の値付け」というのは、
どういう形になるのでしょうか?
やはり、それなりの値段は付けてほしい、と思う反面、
「今まで 家賃を取っていて、さらに売りつけるのか?」とも言われそうです。
私としては、揉めたくない…というのが本心です。
評価としては、固定資産税の評価額…役所から来るものくらいしか思いつきません。
一般論で良いので、こういう場合は どの様な話の流れ、値付けなど
どうなるのか?を お教え願えませんか?
グッドアンサーとは
売買金額の値付けは、近隣の取引実績や周辺相場の動きなど様々な要素を総合的に判断します。
今回の場合は賃貸で入居中の物件の売却ということなので収益還元法で、年間の収支にみあった売却金額が妥当なのではないでしょうか。
判断の材料は、管理会社に求めれば集めた上でいくらぐらい、というところまでは出してくれると思いますよ。
また、今まで支払った家賃は売買代金とは関わりがありません。
借りている間に支払った家賃は貸主の所有物に住むための対価であり、貸主は家賃を得る代わりに修理の義務やクレームの対応など様々なリスクや義務を負っています。
管理会社と打ち合わせの上、相場からの売却金額をまず決め、どこまでの値引き交渉に応じるかを心づもりした上で買い主と交渉をすればスムーズかと思います。