ＬＰＪリアルエステートの松と申します。

市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域のため、原則建物は建てられません。
建物を建てられる区域は、市街化区域というエリアとなります。

市街化調整区域で建物を建てようとする場合、おっしゃられているように用途によっては許可がおります。
多いのはコンビニなどの日用品を販売する店舗や、老人ホーム（非滞在型）や自動車修理工場などです。いずれも規模の制限があります。
これらは「近隣住民の生活向上」が目的となっているため、生活な必要な事業性と、規模も必要程度という考えのうえ許可が出ています。

そのため、住宅を建てても近隣住民の生活向上にはつながらないため、建築はできません。（プレハブであれば大丈夫という方もいらっしゃいますが原則不可です）

ひとつ方法がありますが、建築しようとする土地に、以前住宅が建っていれば既得権で再建築が可能です。
現在、建物が無くなっていても、建っていたことの証明が出来れば可能です。

その土地に過去、何か建物が建っていなかったか確認してみると良いと思います。
基本的に市街化調整区域は、建築できる場所ではないため、価格が安くなっているのでご注意ください。
たまに不動産会社が既得権もあり建てられますという話をしてきた時は、購入前に役所の建築審査課などに相談にいった方が良いです。資料不足で建築できないということもあります。

回答日：2015/02/14

※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。