ＬＰＪリアルエステートの松と申します。
良い会社に出会えずご苦労なさっているのですね。
今回のご相談に関してですが、まず物件の良し悪しはレインズに載っているかどうかでは決まりません。レインズに掲載されていない物件は次のような理由が考えられます。

【売主が個人の場合】
①媒介契約（販売を仲介会社に依頼する契約）が「一般媒介」という種類で結んでいる。
この場合、レインズへの掲載義務は生じないため、載せない会社もあるかと思います。
ただし、実際は一般媒介というのは複数の会社に売却を頼んで良い契約なので、会社は自分たちが手をかけずに売るため、レインズに掲載をすることがほとんどです。

②媒介契約を、「専任媒介」「専属専任媒介」という種類で結んでいる。
この場合、レインズへ登録が必須になってきます。
専任であれば、媒介契約日から７日以内
専属専任であれば、媒介契約日から５日以内
販売図面を作成中など、掲載されるまでの期間はレインズに未掲載となります。

【売主が宅建業者の場合】
①売主が情報量を制限している。
レインズに掲載すると、沢山の仲介会社から問合せがくるため、掲載せずに決まった仲介会社に情報を与えている。

②事情によりレインズに掲載できない。
元の所有者から、宅建業者が買い取って販売する契約を結んでいる場合に多いのですが、契約は済んでいるが決済（引渡し）が済んでいない場合に、所有者への配慮から情報を出さないことがあります。これも決まった仲介会社に情報を与えています。

③情報元の仲介会社を優遇している。
宅建業者が土地を仕入れる際、その情報をくれた仲介会社が存在します。その場合、仲介会社が、土地の仕入れ契約をするにあたって、独占で一定期間販売をさせてもらう場合があります。

以上のような理由でレインズに掲載できない物件は存在しています。
ただし、物件の良し悪しは、その物件によるので関係はないです。

確かに両手のみを扱う仲介会社も存在しておりますが、そうではない会社も沢山ございます。（信用できる業者かどうかは、別の話ですが・・・）
土地の情報は、１割ほどが両手物件で、残り９割ほどは片手物件となるため、両手物件のみを紹介されている時点で、良い物件に巡り合える機会が激減しているのだと思います。それは買う側にとって、非常に大きな損失ですね。
良い会社は、自分たちが把握していない情報でも、相談すれば調べてくれ、自分たちで紹介が可能か否かも教えてくれます。

弊社は東京近郊で営業をしておりますが、遠方でもしっかりした仲介会社を紹介できる場合もございます。弊社の親会社は住宅購入者のアフターフォローを行っており、沢山の仲介会社とネットワークがあるためです。住宅購入の本なども作成している会社でコンサルティングも行っているので、不安が消えなければお気軽にご相談ください。

良い土地が見つかると良いですね。

回答日：2015/02/10

※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。

>皆両手取引をしたいんだろうなという状況で話が進みませんでした。

両手を狙って、他の不動産業者のご紹介を握り潰すのは、違法ではありますが、特に罰則はありません。
日本の不動産流通の慣習では、事実上そのような事象が見受けられます。

また、握り潰す業者さんも、担当レベルではちゃんとやりたいのでしょうが、会社としていささか問題のある対応をしているのだと思います。

おそらく、間に入ってもらおうとしている不動産業者さんは、決まれば「サンキュー」ですし、これまでの経緯がありますから、味方だと思います。


ただ、八方塞がりサンが買いたいのは物件であって、仲介業者のサービスは付随するものだと思われます。

物件の購入意欲と信頼関係の見合いだと思います。

回答日：2015/02/09

※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。