スマートプランター『grow HOME』が2020年度グッドデザイン賞を受賞

プランティオ株式会社

2020年10月1日 15時48分

居住者同士のコミュニケーションツールとしてマンションやコワーキングスペースへの導入も

野菜栽培を通じてコミュニケーションを育み、収穫はFarm to Tableとして楽しむ



都市における野菜栽培と食の新しいライフスタイル「Farm to Table」をデザインする会社・プランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦、以下 プランティオ)は、2021年2月に発売予定のスマートプランター「grow HOME」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2020年度グッドデザイン賞」の「園芸用品」カテゴリーにて、グッドデザイン賞を受賞いたしましたので、お知らせいたします。

“プランター”という和製英語ができたのは、1955年。プランティオCEO芹澤孝悦の祖父・芹澤次郎氏が、当時、近代化が進む都市部で、人々が”農”から遠ざかってしまう事を憂い、「せめて家庭に自然が残るように」という思いのもと、長方形の容器”プランター”を発明しました。以来65年間、アグリカルチャーへのアプローチはほとんど変化をすることなく、プランターは本質的な意味でのアップデートをされることはありませんでした。

そして2020年、プランティオは、野菜栽培を通じてコミュニケーションが発生するように、プランターをリデザイン。時代に合わせて形状や素材を選定、プランターとともに野菜栽培に必要な土やタネにも持続的デザインを徹底しています。また最も特徴的なのが、 IoTとAIを搭載していること。プランターが増えれば増えるほど学習するAIシステム「Crowd Farming System」により、専用アプリ「grow GO」では、栽培者へお手入れ情報をベストなタイミングで通知。アプリにはコミュニケーションを育むコンテンツが充実しており、「Farm to Table」スタイルで身近な人と育てた野菜を楽しく食べるまでをサポート。大手不動産デベロッパーなどを通じ、一般住宅やマンション、コワーキングスペースなどに導入され、多くの方々が自分たちで「楽しく育てて、楽しく食べる。」新しい体験が広がっています。


受賞概要




受賞プロジェクト
受賞対象名 :スマートプランター [grow HOME]
受賞カテゴリー :園芸用品
受賞企業・団体 :プランティオ株式会社

審査員評価コメント
食の安全を考えると自分で野菜を育てることに行きつくが、なかなかハードルが高い。そのハードルを下げるためのプロダクトとサービスである。フレンドリーな優しい形状のセンサーデバイスと環境に優しい素材のプランター、土、野菜のタネを合わせたIoTプランターセットに構成され、届いた日から野菜作りを始めることができる。野菜作りは収穫までの過程で様々な問題に直面するが、「これならできる」と思わせるものがある。このサービスは、デザインを蔑ろにすることなく、むしろ前面に押し出し、ユーザーとの接点として考えられている。

使用イメージ



収穫後すぐ食卓へ。子どもと一緒に食育や自由研究も。



お手入れタイミングをタイムリーにお知らせ。コミュニティ機能で野菜づくりをもっと楽しく。アプリで、野菜とつながり、仲間とつながります。


『grow HOME』を構成するデザイン

自然環境をコンパクトに再現したプランター
grow PLANTER



「grow HOME」のプランター内部の構造は、自然環境と同じ状態で栽培ができるように設計されています。プランターの底の部分には大きなメッシュ状の穴があり、そこから新鮮な空気がふんだんに入ると同時に、不必要な水が排出されます。地下水脈から海へ流れる様子を再現。土と水の比率が地層と水脈の割合と同じ、10:1の割合になるように設定。底部の貯水タンクに水があることで、土を保湿し、土を柔らかくする効果もあります。柔らかい土には根がしっかりと張りやすいので、栽培過程での失敗が少なくなります。底部に貯水タンクは、日差しの強いベランダに置いても地熱が直接土に伝わらなくする効果も。

プランター部分は、石灰からつくられた環境にやさしい素材「LIMEX」を使用。側面の不織布は水は通さず、空気は通す材質で、陶器の鉢と同じような通気構造になっています。


栽培データを測るカメラ付きIoTアグリセンサー
grow CONNECT



日照センサー・外気温センサー・外湿度センサー・土壌温度センサー・土壌水分量センサー、そして超広角カメラが搭載されたIoTアグリセンサー「grow CONNECT」。grow CONNECTを挿したプランターに野菜のタネを蒔き、アプリ上で野菜の種類とタネを蒔いた日を登録。するとgrow CONNECTの6つのセンサーからデータ測定が始まります。タネが発芽するための積算温度を、土壌温度センサーと外気温度センサーのデータと、その野菜のタネに必要な積算温度やお住まいの地域の位置情報をもとに、AIが自動計算し、アプリに送信。「○日後に芽が出そうです」といった通知が、スマートフォン上に届きます。

2020年8月、IoTセンサー『grow CONNECT』をクラウドファンディングMakuakeサイトで先行発売したところ、目標833%達成。正式発売は2021年2月予定。


地球を傷つけずに繰り返し使える
grow SOIL



園芸用の土は専用の採掘場で発掘されています。つまり地球を削った土を使っているわけですが、「grow SOIL」には火力発電所から捨てられている炭や捨てられているココヤシピートを再利用した、リターナブルソイルを使用。このリターナブルソイルは、日本で特許取得済み。(アメリカ・中国・ヨーロッパ ・シンガポールで特許申請中)使用済みの土は回収してリサイクルすることで、また新しい土に生まれ変わります。


固定種・在来種のタネがセットに。
すぐに始められる



固定種は自家採種可能な品種なので次の季節にまたタネをまいて、いのちをつなぐことができるタネです。「grow HOME」では、野菜を収穫した後、タネを採るまでをナビゲーションしています。タネを採って、また次の季節にタネを撒く。いつまでも野菜栽培を続けることができるタネ。スマートフォンアプリでは、家庭菜園の発芽から収穫までをサポートしてくれるので家庭菜園初心者でも安心して始められます。


スマートフォンアプリgrow GOで
楽しく育てて、楽しく食べる。



grow HOMEを「vege SPOT」として登録し、栽培する野菜を追加すると、位置情報から収穫時期を予測。タネまきから収穫、タネ取りまで、その時に必要なお手入れの通知をタイムリーに受け取ることができます。栽培中の悩みは、専門家に相談できる「栽培クリニック」や、栽培仲間に掲示板形式で相談できるコミュニティがあるので安心。自分のvege SPOTに仲間や家族を招待すれば、みんなで一緒に野菜を育てられ、そして楽しく食べることも。
身近な人と楽しく食べるために、野菜を育てたい。Farm to Tableを楽しむ人々をサポートしてくれるアプリです。


いつでもどこでも誰でも、野菜を育てられる世界へ




COVID-19の影響でご自身で野菜を育てる方が増えています。プランティオでは、ご自宅のベランダ、ビルの屋上やマンションの一室などを畑にして、野菜がいつでもどこでも誰でも育てられるサービス『grow』を展開しています。『grow HOME』は、『grow』というサービスのコアとなるプロダクトなのです。

フードロスや食糧危機、自然環境の問題、食の安心・安全など、食と農には、大量生産・大量消費型から起因する様々な社会課題があります。特に日本の農業において、これらの課題の解決のキーとなるのは海外ではスタンダードになりつつある“野菜を買う”という一択だけではない、“民主”が主役の農、食の民主化であるとプランティオでは考えています。



そして『grow』には、野菜栽培をしている場所と栽培している野菜を登録、栽培スケジュールを確認したり、野菜を育てている人同士がコミュニケーションを育むことが可能なウェブサイト『grow SHARE』があります。vege SPOTがマップ上で日本中へと広がっている様子はもちろん、総面積は緑地面積として、育てている野菜から算出された食数、ヒートマップや二酸化炭素排出カット量など、温暖化対策への貢献度など、ソーシャルグッドなインパクトをご覧いただけます。


grow公式ブランドサイト

https://growshare.page.link/pr_gds

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