グループの総合力を更に拡大し、シナジー効果の発現による収益拡大と共に、グループの商品力、サービス力を更に増強！！
株式会社シノケングループ（東京オフィス：東京都港区、代表取締役社長：篠原英明、東証ジャスダック市場 証券コード8909、以下グループを総称しシノケン）は、不動産賃貸仲介業等を営む株式会社アーウェイ・ミュウコーポレーション（以下ミュウ社）の株式を取得すると共に、ミュウ社が行う種類株式による第三者割当増資を引き受け、ミュウ社をグループ会社化することと致しましたので、お知らせ致します。
今回のミュウ社のグループ会社化により、シノケングループ内のリーシング力が強化されるほか、グループ内の既存事業とのシナジー効果も見込まれる事から、ミュウ社を含むシノケン全体として、更に魅力ある商品・サービスの提供が可能となります。
創業来のパートナーである賃貸仲介会社のグループ化！！
シノケンは福岡県福岡市を発祥とし1990年の設立来、創業ビジネスとして「土地がなくても、自己資金が少なくてもアパートやマンション経営ができる！」をキャッチフレーズとし、土地をお持ちでない公務員・サラリーマン層による資産形成を目的としたアパート経営のパイオニアとして、その事業規模を拡大して参りました。
一方、ミュウ社は1992年に設立され、福岡エリアを中心に「ＭＹＵ」ブランドによる賃貸仲介ショップを展開し、天神や博多をはじめとする福岡都市圏を中心に賃貸仲介13店舗を展開しており、高い知名度と信頼性を有しております。
両社は設立年も近く、創業期からの長い取引関係と信頼関係を有するパートナーであり、シノケンがミュウ社をグループ会社化する事により、グループ全体として更なる事業規模の拡大ならびに企業価値の向上を図る事を目的として、今回の合意に至りました。
賃貸マーケットとの結びつき強化で、シノケンの総合力・商品力を底上げ
シノケンは、現在、不動産販売事業（投資用アパート・マンション販売）、不動産管理関連事業（不動産賃貸管理、不動産仲介、分譲マンション管理、家賃等の債務保証、少額短期保険、損害保険代理店）、ゼネコン事業、エネルギー事業（ＬＰガスの小売販売、電力の小売販売）、介護事業、海外事業を展開しており、その特徴は、各事業を綿密に連携させ、高いグループ内シナジーを創出する点にあります。
今回のミュウ社のグループ会社化は、既存事業との相関性の高い賃貸仲介事業であり、下記記載の様々なグループ内シナジーの発現により、シノケングループ全体としての企業価値の向上を見込んでおります。
■マーケティング・・・ミュウ社が展開する賃貸仲介店舗は、ご入居者様のニーズを獲得する最前線と言えます。ミュウ社の仲介店舗がアンテナショップとして、様々なニーズをタイムリーにデータ化・分析し、シノケンが供給する投資用アパート・マンションの企画・開発に反映する事で、シノケンが提供する投資用アパート・マンションの住空間創造力の向上に繋がり、ひいては、オーナー様の資産形成が更に強固なものになることが見込まれます。
■賃貸仲介・・・シノケンは現在約25,000戸の賃貸管理物件を有し、その全国平均入居率は98.9％（2017年3月末時点）と高い入居率を誇っておりますが、これに加え、ミュウ社が展開する賃貸仲介店舗による入居促進により、更なる高入居率の実現を目指すとともに、ミュウ社の仲介店舗においては、優良な新築アパート物件を安定的に確保出来る事からビジネスチャンスの拡大が見込まれます。
■仕入・売買強化・・・シノケンとミュウ社が有する土地・中古物件情報を共有する事で、シノケンのアパート用地仕入力の増強が見込まれるほか、シノケンのオーナー様やミュウ社の取引先から寄せられる中古物件の売却依頼や購入依頼に対し、よりタイムリーにそのニーズにお応えする事が可能となります。
■入居者様メリット・・・シノケンは「シノケンでんき」としてお得な電力の小売事業のほか、「民泊対応型保険」、「孤立死原状回復費用保険」、「ストーカー対策費用保険」等の少額短期保険事業を展開しており、ミュウ社が仲介する入居者様に、シノケンが提供するこれらのサービスを提供する事により、入居者様に対し、様々なメリットや安心のご提供が可能となります。
■高齢者対応・・・急速に進行する超高齢化社会において、ミュウ社が展開する賃貸仲介店舗における高齢者対応は時代のニーズとも言えます。シノケンは、2012年の介護事業への参入以来、「安心、安全、低価格」な介護サービスの実現を目指し、そのノウハウの蓄積に努めて参りました。シノケンとミュウ社とで、これらのノウハウを共有・活用し、社会的ニーズに応えた新時代の賃貸仲介店舗を目指します。
ミュウ社の全国展開で、シノケンとのシナジー効果も全国規模に拡大！！
今回のミュウ社のグループ会社化に伴い、シノケンはミュウ社が行う種類株式による第三者割当増資を引き受け、ミュウ社へ成長資金を提供いたします。ミュウ社はシノケンからの出資金を活用して、店舗網の拡大を進め、その事業規模を拡大する予定で、今後1年以内に5店舗程度の新規出店を行い、3年以内に総店舗数30店舗以上の体制とすることを目指しております。
今回のミュウ社のグループ会社化により、まずは福岡から店舗網の拡大を進め、その後、東京進出を果たし、順次、日本の中核都市であり、シノケンの国内主要事業拠点でもある、名古屋・大阪・仙台にて賃貸仲介店舗網の展開を企図しており、これに伴い、前述のグループシナジーは全国規模に波及する見込みです。
シノケンは、グループ全体の総合力を高め、オーナー様・入居者様へより付加価値の高い商品・サービスの提供を実現し、そして、更なる企業価値の向上を目指し、邁進して参ります。
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