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不動産オークションとは?流れとメリットを解説

いえらぶコラム編集部

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株式会社ユースフル様のブログ記事から転載したものです。

不動産オークションとは?流れとメリットを解説|堺市での不動産売却|センチュリー21ユースフル

土地や建物の売却では、仲介や買取以外の方法もあるのをご存じですか。

近年ではインターネットを介して不動産オークションが開催されており、美術品のようにオークションにかけて、最高額を提示した人に売却する方法が注目されています。

本記事では、不動産オークションの方法とはなにかをお伝えしたうえで、一般的な流れとメリットを解説します。

不動産オークションの方法とは

一般的にオークションといえば、美術品や希少価値の高い物品に対して開催されるイメージが強いです。

実際には、土地や建物をオークション形式で売却する方法は主流ではなく、裁判所が実施する競売をイメージする人が多いのではないでしょうか。

広義では競売もオークションと同義ですが、不動産オークションはインターネット上で開催されるオークションを指します。

不動産オークションには、主に「競り上がり方式」と「ポスティング方式」の2種類があります。

競り上がり方式は、売主が最低売却価格を設定し、購入希望者がその価格以上で入札をおこなう形式です。

購入希望者はほかの入札者より高い金額で入札でき、最終的に最も高額で入札した人が落札者となります。

優良物件の場合、購入希望者が多ければ相場を超える高値で売却できる可能性があります。

ポスティング方式は、購入希望者が一度だけ入札できる形式です。

売主が設定した最低売却価格を超え、かつほかの入札者より高い金額で入札した人が落札者となります。

不動産の競売や公売では、このポスティング方式が採用されており、馴染みのある人も多いでしょう。

ポスティング方式に参加する場合、ほかの入札者より高い金額を設定しなければならないため、予測が難しいです。

確実に落札したい場合は、相場以上の金額で入札する必要がありますが、ほかの入札額が非公開のため、必要以上に支払いが発生する可能性があります。

不動産オークション、競売、仲介、買取にはいくつかの違いがあります。

競売は、住宅ローンの支払いができなくなり、差し押さえられた不動産を一定期間内に購入希望者を募って売却する方法です。

オークションでは、売主が自発的に出品し、最低売却価格を設定できますが、競売は裁判所の判断で進められます。

仲介は、仲介業者が売主と買主をマッチングする方法であり、買取は不動産会社が直接物件を購入して売却する方法です。

オークションは主にインターネットで売主自身が出品するため、仲介者は存在しません。

仲介や買取の場合、専門業者が売買契約や名義変更などをサポートしますが、オークションの場合は売主自身がこれらの手続きをおこなう必要があるため、注意が必要です。

不動産オークションの流れとは

オークションの流れは、オークションサイトへの掲載、入札開始、落札、売買契約、決済および引き渡しとなります。

まず、民間企業が運営するサイトを選び、登録をおこないましょう。

登録時には、物件情報を入力し、最低落札価格を決める必要があります。

競り上がり方式を選択する場合、最低落札価格を低めに設定すると、入札者を集めやすく、多くの人に物件情報を見てもらえるため、入札が活発になる可能性があります。

ポスティング方式を選択する場合は、入札者が1回しか金額を設定できないため、納得できる最低金額を設定することが重要です。

どちらの方式でも、最低落札価格を低く設定しすぎると、想定より安く売却しなければならない可能性があるため、注意するようにしましょう。

物件情報の登録が完了したら、指定された日程からオークションが本格的に始まります。

競り上がり方式では、入札期間中であれば何度でも入札が可能で、10万円単位や100万円単位で小刻みに価格を上げることが可能です。

ポスティング方式では、各購入希望者が1回限りで入札し、希望額を記入した書面をオークション会社に提出して結果を待ちます。

入札期間が終了した時点で、最も高額で入札した人が落札者となります。

競り上がり方式では、入札終了時間の10分以内に新しい入札があった場合に、さらに10分間の延長が設定されるサイトも多くあるでしょう。

また、ポスティング方式では条件を満たした場合のみ2回目の入札が可能な2回線方式を採用するオークションもあります。

具体的なシステムについては、各サイトの要項を確認するようにしてください。

落札者が決まった後、売主と買主の間で売買契約が締結されます。

仲介や買取とは異なり、不動産会社が介入しない個人間取引となるため、トラブルが起きないよう注意が必要です。

一部のオークションサイトでは、提携している不動産会社を紹介してもらえる場合があるため、契約に不安があれば専門家に仲介を依頼することを検討してください。

売買契約が成立し、買主が住宅ローンを利用する場合は、金融機関の審査を受けます。

審査が承認されると、決済と引き渡しの日に司法書士を招いて、不動産登記の名義変更手続きと売買代金の支払いを完了させましょう。

不動産オークションのメリットとは

オークションを活用するメリットは以下の3点です。

短期間で売却できる点仲介取引では、購入希望者が現れるまでの期間が不透明ですが、オークションでは入札期間を設定することができ、スムーズな売却が可能です。

現金化を急ぎたい場合は、入札期間を短く設定するのが効果的と言えるでしょう。

ただし、期間を短く設定しすぎると入札者が集まらず売れ残る可能性があるため、現実的な期間と価格設定が重要です。

高値での取引を希望できる点オークションでは最低落札価格を設定できるため、通常の取引よりも高額での取引が可能です。

仲介取引では不動産会社から値下げを勧められたり、購入希望者から値下げ交渉を受けたりすることがありますが、オークションでは売主の希望を優先できるため、理想的な価格での取引が実現しやすくなります。

幅広い購入希望者にアプローチできる点インターネット上での取引のため、遠方に住んでいる購入希望者にも物件情報を提示でき、より多くの人の目に留まります。

価格競争が生まれれば、高額取引につながる可能性もあるでしょう。

一方、オークションを活用する際のデメリットには以下の点があります。

トラブルに巻き込まれる可能性オークションサイトは民間企業が運営しているため、対面でのサポートがほとんどありません。

無断キャンセルや法外な手数料請求などのトラブルに巻き込まれるリスクがあるため、慎重にサイト選びを行うことが重要です。

落札後の手続きが難しい点落札後の売買契約や引き渡しの手続きは原則として自分たちでおこなう必要があります。

不動産取引には専門用語が多く使用されているため、手続き内容に不安がある場合は、金融機関や不動産会社、司法書士と提携しているオークションサイトを利用することをおすすめします。

以上のメリットとデメリットを踏まえて、オークションを利用する際には慎重に検討することが大切です。

まとめ

不動産売却では、仲介業者と媒介契約を締結したり買取業者に直接買い取ってもらう方法が主流ですが、最近では不動産オークションを利用する人も増えています。

入札期間や最低落札価格を決められるので、短期間で高額取引できるチャンスがあります。

ただし、サポート体制や手続き面でデメリットもあるので不動産取引に慣れていない方は、慎重にサイト選びをするようにしてください。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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