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蒲田駅近くにある「牧田リハビリテーション病院」の診療と取り組みをご紹介

いえらぶコラム編集部

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株式会社KENTY不動産 蒲田本店様のブログ記事から転載したものです。

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蒲田駅周辺は、交通アクセスの利便性と商業施設の充実から、一人暮らしからファミリー層まで幅広い方に暮らしやすいとされているエリアです。

そんな蒲田駅周辺に引っ越しを検討しているのであれば、賃貸物件への入居後に後悔しないよう、周辺施設を把握しておきましょう。

今回の記事では、蒲田駅近くにある「牧田リハビリテーション病院」の概要から診療、取り組みまでご紹介します。

蒲田駅近くにある牧田リハビリテーション病院の概要

牧田リハビリテーション病院は、以前は大森にあった旧牧田総合病院の一部でしたが、回復期リハビリテーション病棟と医療型療養病棟を分離して独立させ、2013年1月に蒲田駅近くに移転し開院しました。

現在の牧田総合病院とは、徒歩20分ほどの距離にあります。

牧田総合病院では主に急性期医療を提供し、一方で牧田リハビリテーション病院は回復期や生活期(維持期)の医療・リハビリテーション、在宅医療、介護など、それぞれの機能を明確に分けています。

安全かつ快適な療養生活を送れるようにするため、牧田リハビリテーション病院では、高品質なサービスを提供することに努めています。

理念・基本方針

牧田リハビリテーション病院は、すべての人々に安心感を提供することを理念としています。

「病院の既成概念を変え、健康で豊かな地域へ変えていく」という考え方のもと、愛情・親切・丁寧が実践されている医療機関です。

基本方針として下記を掲げています。

●社会復帰へのリハビリテーション医療で安心を

●家族と暮らせる在宅医療で安心を

また、患者さんの権利と責務として、良質な医療を平等に受ける権利や選択ならびに自己決定の権利、十分な説明を受ける権利なども掲げています。

牧田リハビリテーション病院は、患者さんにしっかりと寄り添ったサービスを提供している病院だといえるでしょう。

施設データ

2022年度の回復期リハビリテーション病棟と、医療療養病棟の実績を見ていきましょう。

回復期リハビリテーション病棟の患者数は513人、在宅復帰率は83.3%です。

リハビリテーションの質を評価する指標である「実績指数」は、平均48.0と、基準の40以上を上回っています。

一方、医療療養病棟の患者数は79人、在宅復帰率は20%です。

これは、医療療養病棟が神経難病など重度の障害を抱えた患者さんを積極的に受け入れているためです。

アクセス

牧田リハビリテーション病院までは、JR京浜東北線の蒲田駅から徒歩10分ほどでアクセスできます。

京急線の梅屋敷駅を利用する際には、病院まで徒歩16分ほどです。

車で来院する場合は有料コインパーキングとなっており、10台ほど駐車することができます。

また駐輪場も10台ほどあるため、バイクや自転車での来院も可能です。

●所在地:東京都大田区西蒲田4丁目22番1号

●アクセス方法:JR京浜東北線「蒲田駅」より徒歩約10分

蒲田駅近くにある牧田リハビリテーション病院の診療

牧田リハビリテーション病院では、回復期リハビリテーション病棟、医療療養病棟、在宅訪問診療と、それぞれに合わせた診療がおこなわれています。

続いて、この病院でおこなわれている診療についてご紹介していきます。

回復期リハビリテーション病棟の診療

回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者さんに対して、在宅復帰を目指したリハビリテーションを専門的におこなう病棟です。

60%が脳血管等(脳卒中など)の患者さんで、30%が運動器(整形外科)疾患の患者さんとなっています。

2004年に牧田総合病院が大田区内で初めて、回復期リハビリテーション病棟を設置しました。

この病棟では、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者さんの日常生活機能の向上や寝たきりの予防、早期の在宅復帰を目指して、リハビリテーションを集中的におこないます。

患者さんが早く自宅や地域での生活に戻れるよう、医師、看護師、スタッフ、ソーシャルワーカーなどがチームを組み、総合的なリハビリテーションが提供されています。

医療療養病棟の診療

医療療養型病棟では、気管切開や人工呼吸器を必要とする神経難病など重度の障害を抱えた患者さんを積極的に受け入れています。

急性期の医療が終了し、病状が安定しているにも関わらず、介護が引き続き必要で退院が難しい場合や、慢性疾患により長期間の入院が必要な患者さんのための病棟です。

この病棟では、神経難病など重度の障害を抱えた患者さんが安全で快適な医療と療養生活を送ることができるよう、地域に密着したサービスを提供することを目指しています。

在宅訪問診療

牧田リハビリテーション病院の在宅訪問診療は2014年に導入され、医師と看護師が自宅や施設を訪問し、診療をおこなっています。

365日24時間体制で対応し、患者さんが安心して在宅で療養できるように取り組んでいます。

診療体制の強化や緊急往診・見取りの実績を積み重ね、2015年には「機能強化型在宅療養支援病院」に認定されました。

また、牧田リハビリテーション病院では、大森から移転した牧田訪問看護ステーションと牧田介護サービスセンター(居宅介護支援事業所)を併設し、在宅介護・訪問リハビリの機能が強化されました。

蒲田駅近くにある牧田リハビリテーション病院の取り組み

牧田リハビリテーション病院では、入院中のはり・マッサージや、牧田訪問看護ステーションや牧田介護サービスセンターの併設などの取り組みがおこなわれています。

最後に、この病院でおこなわれている取り組みについてご紹介します。

取り組み①:入院中のはり・マッサージ

牧田総合病院には「東洋医学課」があり、牧田リハビリテーション病院の入院中に、ベッドサイドで「はり」と「マッサージ」を受けることができます。

これにより、入院中の肩こりや腰痛などの身体の痛みや不快感だけでなく、脳血管障害の後遺症に特化した鍼治療も提供しています。

脳梗塞や脳内出血による手・足の麻痺、言語障害、嚥下障害、顔面神経麻痺などの後遺症に対する施術もおこなっており、患者さんの回復をサポートしています。

取り組み②:牧田訪問看護ステーションの併設

牧田訪問看護ステーションは、患者さんとその家族が安心して自宅で療養生活を送れるよう、日常生活の援助や医療処置および管理指導をおこなっています。

利用者と家族の自立をサポートすることを目指している施設です。

取り組み③:牧田介護サービスセンターの併設

牧田介護サービスセンターは、居宅介護サービス計画の作成や施設サービスの手続き、住宅改修の支援、介護認定の代行、主治医との連絡調整、利用者や家族への介護アドバイスを提供しています。

介護保険サービスの利用には要介護認定が必要で、牧田介護サービスセンターでは要介護1~5の方に対し、1か月ごとの具体的な居宅サービス計画を立案しています。

取り組み④医療福祉相談課の設置

牧田リハビリテーション病院の医療福祉相談課では、ソーシャルワーカーが入院から退院後の生活まで、社会福祉の観点から相談を受け付けています。

患者さんやその家族と共に、病気や障がいがあっても個々の生活をどう送るかを考えていきます。

医療費や社会復帰、施設利用などの不安や質問に対し、秘密厳守の無料相談を提供しています。

まとめ

今回は、蒲田駅近くにある牧田リハビリテーション病院の概要から診療、取り組みまでをご紹介しました。

牧田総合病院から独立した牧田リハビリテーション病院は、回復期や生活期(維持期)の医療・リハビリテーション、在宅医療、介護などの機能を持つ病院です。

総合的なリハビリテーションや地域に密着したサービスなど、患者さんに合わせたリハビリテーションを提供しています。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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