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正直不動産第5話に学ぶ!「欠陥住宅」を回避するためには!

いえらぶコラム編集部

正直不動産第5話に学ぶ!「欠陥住宅」を回避するためには!

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2022年4月からスタートしたNHK総合の火曜ドラマで、主演の山下智久さんのぶっとんだ演技が面白い!!と評判の「正直不動産」が放送されています。

このドラマは、ある出来事がきっかけで嘘がつけなくなった不動産会社のトップ営業マンの主人公・永瀬財地が、正直な営業スタイルで奮闘するストーリーになっています。

そして、この番組のもう一つの魅力は、不動産業界の驚きの裏側も見れるという点です。

さて、今回はどのような不動産情報が盛り込まれているのでしょうか?

ドラマ:正直不動産第5話のあらすじ

5月3日放送の5話では、新入社員の福原遥さん演じる月下(つきした)の父親が登場し、転勤のため東京で物件探しをします。

父親が、月下や永瀬のライバル会社ミネルヴァ不動産と契約寸前までいった物件が実は「欠陥住宅」だったというお話でした。

そこで、今回は「欠陥住宅」と「インスペクション」について詳しくご説明します。

ぜひ、最後までご覧ください。

正直不動産第5話キーワード①:欠陥住宅

不動産物件の購入は、人生においても家族にとっても、とても大きな買い物です。

そして、納得の物件に出会えると、将来の生活をイメージすることができるので大変うれしいですよね。

しかし、その物件が「欠陥住宅」だったら…そうならないために欠陥住宅を見分けるポイントや欠陥住宅を購入しないためのポイントをご紹介します。

正直不動産第5話キーワード①:欠陥住宅

欠陥住宅とはどのような住宅?

欠陥住宅とは、本来建物として備えておくべき性能が欠けている状態で、安全性に問題のある住宅のことをいいます。

主に、基礎や土台、柱や梁、壁、床といった住宅の骨組みに欠陥があり、建物が傾いていたり、雨漏りがしたりと、通常考えられない状態の場合です。

このように、欠陥住宅は住まいという本来の目的をなさない住宅といえます。

よくある欠陥住宅とはどのようなものがある?

欠陥住宅としてよくあるのは、ひび割れや雨漏り、水漏れ、建物の傾斜などです。

このような不具合が生じる箇所や原因についてまとめました。

①ひび割れ

住宅でひび割れが生じることがある部位は、基礎や天井、壁で、経年劣化や地震の影響によるものを除くと、クロス貼りや下地材の施工品質、構造体の施工品質、地盤沈下などが原因になります。

ひび割れは、安全性に関係のないものもありますが、雨水の侵入が起こる可能性があることから、補修工事をする必要がでてきます。

②雨漏り

雨漏りが発生しやすいのは、外壁や窓、ベランダ、屋根になります。

外壁や窓の雨漏りの原因は、防水シートの施工不良やサイディングのつなぎ目のシーリングの施工不良によって起きます。

特に窓などの開口部は雨漏りが起きやすく、防水テープを用いた処理や適切な幅や厚みのシーリングがされていないことなどが要因になるのです。

③水漏れ

水漏れの原因には、壁や床下を通っている給排水管の接続不良によるものがよくあります。

また、1階の床下の水漏れは気づきにくく、気づいたときには2?3年程度が経過しているという可能性もあるそうです。

④建物の傾斜

建物が傾斜するというものには、老朽化や地震、地盤沈下が原因で、その他には施工不良という原因もあります。

建物の傾斜では、床が傾く以外に基礎や壁のひび割れ、ドアの開閉の不具合などの発生につながってしまいます。

⑤床下

今回の正直不動産第5話でも、購入予定の物件に見つかった欠陥がこの「床下」でした。

床下は家を支える場所になるので、床下の欠陥は住まい全体に影響を及ぼすものといえます。

また、床下は目につきにくい場所なので、問題の発覚が遅れがちになってしまうのです。

欠陥住宅を見分けるポイント

欠陥住宅を見分けるポイントを知っていると、内見時に発見したり質問することも可能になります。

ここでは、チェックすべきポイントをご紹介します。

①壁・基礎のチェック

外壁や内壁、基礎などのひび割れについてチェックします。

基礎のひび割れには瑕疵になる大きなひび割れまであるので、正確な状態を把握するためには床下からの確認をおすすめします。

②床の傾きチェック

床の傾きを計測するには水平器が必要になりますが、今はスマートフォンアプリを活用して図ることもできます。

③雨漏りチェック

雨漏りのチェックには、天井や壁に雨漏りの跡のシミがないか確認することが大切になります。

④床下のチェック

近年では床下のメンテナンスのために、点検口が設置されている物件が多くなりました。

この点検口を活用し床下のチェックをおこないましょう。

欠陥住宅を購入しないためには?

いくら自分で欠陥住宅を見分けようとチェックしても、それには限界があります。

欠陥住宅を購入しないためには、信頼できる売主や施工会社を選ぶことが大切ですし、ホームインスペクターに同行してもらい内見時に建物の状況を確認することも重要になります。

ホームインスペクターは住宅診断士のことで、住宅の欠陥の有無や補修するべき箇所などを診断する住宅の専門家です。

物件を購入するときに、ご自分で住宅の欠陥を見つけることは難しいですが、そのようなときにホームインスペクターのご活用はおすすめの方法です。

欠陥住宅を見抜くインスペクションとは?

アメリカではすでに中古住宅の売買の際に当たり前となっているインスペクションですが、日本でもインスペクションをおこなう動きが出ています。

そこで、欠陥住宅を見抜くインスペクションについてご説明します。

欠陥住宅を見抜くインスペクションとは?

住宅の健康診断「インスペクション」とは?

今回の正直不動産第5話のなかでも、主人公の永瀬がライバル会社ミネルヴァ不動産が売ろうとしている物件に対し、「ここはちゃんとインスペクションはやったのか?」という場面があります。

では、インスペクションとはどのようなことなのでしょうか。

インスペクションとは、ホームインスペクターが中古住宅の劣化状況や欠陥の有無などを調査・診断することです。

インスペクションをおこなうかは義務ではありませんが、2018年4月から施行された「改正宅地建物取引業法」において、中古住宅を仲介する業者には売主と買主両方に対してインスペクションについての説明をすることが義務づけられました。

売主もインスペクションをおこなうことで、住宅の状態を客観的に提示できるようになるので適正な価格で査定してもらえるというメリットもあります。

また、買主にとってもインスペクションをしている物件は、ある程度の安心感を持って購入することができるのです。

このように、宅建業法の改正でインスペクションの説明が義務化されたことで中古物件も具体的な品質保証が可能になったのです。

インスペクションでのチェックポイント

ホームインスペクターの検査方法は目視や計測が中心になります。

範囲は屋根や床下については目視でおこない、床や壁は、目視にくわえて水平・垂直の計測を行いゆがみや傾きの有無を確認するのです。

チェックする箇所は主に次のとおりです。

・耐久性に関わる部位(基礎・柱・壁・梁・床・床下など)

・雨漏りや水漏れの可能性が高い部位(屋根・外壁・外側のサッシ・天井・内  壁など)

・配管設備(給水管・給湯管・排水管・換気ダクトなど)

・その他(ベランダ・雨どい・フェンス・門など)

・キッチンや浴室、トイレなどの水回り設備は「排水テスト」

・建具やサッシについては「開閉動作の確認」

インスペクションでは、基本的に壁に穴を開けて調べるというような大がかりな検査はおこないません。

内覧時には上記のチェックポイントを確認してみると良いですね。

解体の窓口

まとめ

物件購入には家族の夢がつまっています。

物件購入をご検討されている方は、今回のキーワード「欠陥住宅」と「インスペクション」についてご理解したうえで物件をお探しになるといいですね。

きっと、安心して購入に向け進んでいけますよ。

今回の正直不動産第5話では、主人公永瀬の行動で、月下のお父さんは危機一髪欠陥住宅の購入を免れました。

そして、夫婦や家族にはいろいろな形があって、それに合った家があるということに永瀬は気づきます。

今後、どのような展開になっていくのか見逃せませんね。

毎週火曜日、夜10時からNHK総合で放送の「正直不動産」をぜひご覧ください。

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