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市街化調整区域で土地や住宅を購入するメリット・デメリットとは?

いえらぶコラム編集部

市街化調整区域で土地や住宅を購入するメリット・デメリットとは?

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市街化調整区域とは、環境保全などを目的に市街化を抑制するために都市計画法で定められた区域区分です。

土地や住宅を購入する場合、お目当てのエリアが市街化調整区域に指定されているかどうかは大切なポイントですよね。

そこで今回は、とくに市街化調整区域で土地や住宅を購入する場合のメリット・デメリットを取り上げて解説します。

さらに市街化調整区域が向いている人についてもまとめていますので、土地や住宅購入をお考えの方はぜひチェックしてみてください。

市街化調整区域のメリットとは?

冒頭でも触れたとおり、市街化調整区域は環境保全などの観点から市街化を抑制しているエリアです。

そのため建物を建てるのに向いていないエリアと思われがちですが、市街化調整区域だからこそのメリットもあります。

まずは市街化調整区域で土地や住宅を購入するメリットについて見てみましょう。

市街化調整区域のメリットとは?

<メリット1.土地や住宅の価格が安い>

市街化調整区域の最大のメリットといえるのが、土地や住宅が比較的安い価格で手に入るということでしょう。

駅や集合住宅、商業施設の整った市街化区域に比べ平均で2割から3割ほど安く、地域によっては半額以下で購入できる場合もあります。

従って、価格の安い市街化調整区域なら、市街化区域より広い土地が予算内で購入可能となり、その分建物の建築に多くの費用を掛けられるということになります。

<メリット2.土地の維持費用が抑えられる>

市街化調整区域で土地や住宅を購入した場合、税金面でもメリットがあります。

土地や建物の評価額に基づいて課税される固定資産税は市街化区域より安く抑えられるため、土地や建物を維持するうえでの負担が少なくなります。

また市街化区域と違い、都市計画税の負担がないのもポイントです。

固定資産税や都市計画税など、毎年、継続して負担することとなる税金が低く抑えられるのは市街化調整区域ならではの大きなメリットといえるでしょう。

<メリット3.静かで落ち着いた環境が得られる>

建物の建築に許可が必要となる市街化調整区域では、所有する土地や住宅の周囲に大きな商業施設やビルなどが建つことはありません。

自然に囲まれた静かな環境でゆったりとしたスローライフを実現するなら、市街化調整区域はうってつけといえるのではないでしょうか。

市街化調整区域のデメリットとは?

上記のようなメリットがある市街化調整区域ですがデメリットもしっかり押さえて、購入を検討しましょう。

市街化調整区域のデメリットとは?

<デメリット1.新たな建築や建て替えに許可が必要>

市街化調整区域の最大のデメリットは、原則として建物を建てることができないことでしょう。

もちろん許可を得れば住宅を新築したり改築、建て替えなども可能ですが、許可を得るためにさまざまな手続きが必要となり、地域によっては申請しても許可が下りない場合もあります。

市街化調整区域の土地を購入して新たに住宅を建てたいと思ったら、建築の許可が得られる基準に該当した土地かどうか事前に確認する必要があります。

<デメリット2.住宅ローンが利用できない場合がある>

高額となる土地や住宅を購入する際、ほとんどの方は住宅ローンを利用しますよね。

ここで注意したいのが、市街化調整区域の土地や住宅購入は住宅ローン利用の対象外となってしまう場合があるという点です。

その理由としては、土地の利用が制限されている市街化調整区域の土地や住宅は売却の難易度が高いことから、担保評価が低くなってしまうことが挙げられます。

金融機関としても返済の遅延や滞納を防ぐ意味から、できるだけ担保評価が高い物件に融資したいと考えるのは当然ですよね。

市街化調整区域の土地や住宅を購入する場合は、事前に金融機関に問い合わせ、場合によっては自己資金での購入を視野に入れて検討しましょう。

<デメリット3.生活インフラの整備が必要な場合がある>

自然豊かな環境がメリットとなっている市街化調整区域ですが、その反面、ガスや電気、水道などの生活インフラが整っていない可能性もあります。

もしも生活インフラが整備されていない土地に住宅を建てる場合、不足した生活インフラを整備する費用は自己負担となり、想定外の予算が必要になることもあるので注意しましょう。

<デメリット4.土地や住宅の売却が難しい>

購入時は価格が安いことがメリットとなる市街化調整区域ですが、将来、土地や住宅を売却する際には価格が安くなること、さらに売却自体が難しくなることがデメリットとなります。

たとえ住宅建築の許可を得ていても、市街化調整区域の土地や住宅を売却するためには専門的な不動産知識が不可欠となるでしょう。

市街化調整区域の土地・住宅購入に向いている人とは?

最後に、上記で確認したメリット・デメリットを踏まえ、市街化調整区域の土地や住宅の購入に向いている人の特徴をまとめてみます。

市街化調整区域のデメリットは決して少なくありませんが、デメリットがメリットに転じる=市街化調整区域が向いている人となることもあるので具体的に見てみましょう。

市街化調整区域の土地・住宅購入に向いている人とは?

<向いている人1.とにかく広い敷地を購入したい人>

メリットで解説したとおり、市街化調整区域は市街化区域に比べて半額以下で購入できることもあります。

同じ予算であれば市街化調整区域のほうが倍の広さの土地や住宅を手に入れられるので、とにかく広い敷地を購入したい人には向いているでしょう。

<向いている人2.安さを重視している人>

上記と同様の理由から、土地や住宅をできるだけ安価で購入したいと考えるなら市街化調整区域を視野に入れてみましょう。

少ない予算にこだわる人は、市街化調整区域が向いている人といえます。

<向いている人3.都会から離れて静かな空間で暮らしたい人>

こちらもメリットで解説したように、商業施設やビルが建たない周辺環境を確保したいという人にも市街化調整区域が向いています。

都会の喧噪を離れて、自然のなかでゆったり暮らしたいと思ったら、市街化調整区域の土地や住宅を探してみると良いでしょう。

<向いている人4.購入後のランニングコストを抑えたい人>

固定資産税が低く都市計画税のない市街化調整区域は、土地や住宅を購入した後もできるだけ維持費を掛けたくないという人にも向いています。

「都会に拠点を持ちながら、自然のなかに別宅を持ちたい」という方にも維持費の低さは魅力でしょう。

<向いている人5.豊かな自然に囲まれて子育てしたい人>

便利な都会暮らしに満足していても「子育ては自然のなかで」と希望される方が多いようです。

子どもの誕生を機に都会からの移住先を探す場合も、市街化調整区域で候補地を探してみると良いでしょう。

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まとめ

今回は都市計画法で定められた市街化調整区域について取り上げ、土地や住宅を購入するメリット・デメリットを挙げてみました。

市街化調整区域は価格が安く維持費も低く抑えられる反面、建物を建てるために許可が必要だったり住宅ローンが使えない場合があったりと、デメリットも少なくありません。

市街化調整区域の土地や住宅購入を検討されている方は今回ご紹介した特徴を十分理解したうえで、ご自身にとって向いているか向いていないか、しっかり検討してみると良いでしょう。

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Writer この記事を書いた人

いえらぶコラム編集部
某IT企業でSEOのノウハウを学び、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産や税金、車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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