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中古マンションはどんな人に向いている?メリットとデメリットを比較

中古マンションはどんな人に向いている?メリットとデメリットを比較

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マンションを購入する際に「中古マンションって価格の安さが魅力的…でも本当にそれだけで決めていいの?」

このように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その慎重さは、住宅選びにおいて大切なポイントです。

メリットだけでなくデメリットも理解しなければ、入居後に後悔するかもしれません。

そこで今回は、中古マンションのメリットとデメリットを比較してみました!

そのうえで、どのような場合中古マンションを選ぶとよいのかまとめています。

中古マンションの購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

中古マンションのメリット

中古マンションのメリット

新築のマンションと比べて、中古のマンションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

・物件価格が安い

なんといっても、中古マンションは新築マンションと比べて価格が安いことがメリット。

地域によりますが、築年数の浅い中古マンションだと新築の7割ほどの価格で購入できる物件もあります。

・リフォームやリノベーションがしやすい

新築より安い価格で購入できるので、その分リフォームやリノベーションに費用をかけられるのもメリットです。

独身の方やファミリーの方など、自分のライフスタイルに合わせて間取りを変更することができますよ。

内装を自分好みのデザインに変更できるのも、中古マンションならではのメリットでしょう。

・物件数が多い

こだわりの条件を絞りすぎると、新築ならの場合見つかりづらいことがあります。

その点中古マンションは物件数が多く、こだわり条件を絞った場合でも見つかりやすい傾向にあります。

・立地条件がいい

よい立地条件には、駅から近いことや中心街へのアクセスのしやすさなどがあげられます。

駅は昔からその地にあり、近辺はすでに住宅で埋まっていることがほとんど。

再開発中の土地でもない限り、よい立地条件に新しく家を建てるのは難しいのですね。

そのため、新築より中古マンションの方が立地条件のよい物件を探せるでしょう。

家探しの条件で立地のよさを上位に考えている方にとって、中古マンションはメリットが大きいといえます。

・内見できる

新築の場合、建設中に売買契約を結んで完成してから内見をすることがほとんど。

しかし、中古マンションは契約前に内見ができます。

日当たりや遮音性などをあらかじめ確認できるのは、中古マンションならではのメリットでしょう。

中古マンションのデメリット

中古マンションのデメリット

次に、中古マンションのデメリットをご紹介します。

・仲介手数料が高い

中古マンションは売主が直接的にの販売活動をおこなっている場合が少なく、ほとんどが仲介会社によっておこなわれています。

そのため、中古マンションなら仲介手数料がかかることがデメリットといえるでしょう。

・固定資産税の軽減措置

新築マンションでは、要件を満たすと、固定資産税が5年間2分の1に軽減されます。

これは建物部分に関する軽減措置です。

土地部分に対する軽減措置は中古マンションでも受けられます。

しかし、建物部分の軽減を受けられないのは中古マンションのデメリットといえるでしょう。

・修繕積立金が高い

修繕積立金とは、10年~15年に1度おこなうマンションの大規模修繕工事をまかなう費用のこと。

マンションの屋上やエレベーターなどの共用部分は、入居者の修繕積立金によって維持されています。

修繕積立金は築年数が経つにつれて高くなる傾向にあります。

そのため、中古マンションは新築と比べて、この費用が高くなることがデメリットになります。

修繕積立金が安い物件もありますが、こちらは必ずしもメリットになるわけではありません。

修繕積立金が安いと、大規模修繕工事を実施していない可能性があるからです。

工事はマンションの安全性にかかわる大切なもの。

築15年ほどの中古マンションを見つけた際は、「大規模修繕工事は実施したか」または「いつ実施しようと考えているか」をチェックしておいた方がよいでしょう。

・耐震基準が低い

現行の「新耐震基準」がスタートしたのは1981年6月です。

新耐震基準とは、震度6?7の地震でも倒壊しない程度の体制のある住宅の基準のこと。

中古マンションだと、築年数によってはこの基準を満たしていない場合があります。

しかし、新耐震基準を満たしている物件でも立地が悪ければ倒壊の危険はあるでしょう。

中古マンションだからといって、すぐにデメリットとなるわけではありません。

耐震基準が低いかどうかは、地盤やハザードマップなども合わせて確認した方がよいのです。

・住宅設備が古い

中古マンションは、設備が古いこともデメリットとしてあげられるでしょう。

住宅設備は日々進化しており、住みやすさを追及してつくられています。

中古マンションの場合、宅配ボックスやインターホンなどの設備が古いことがあります。

場合によっては古いだけでなく、設備そのものがないことも…。

リフォームにより設備を新しくすることも可能ではありますが、共用の設備だと修繕できないこともあります。

どの設備がないと不便に感じるか、外せないポイントを整理してみるとよいでしょう。

・セキュリティ面

こちらも設備と関係しますが、中古マンションはセキュリティの面でデメリットを感じることも少なくありません。

近年はエントランスだけでなく、エレベーターや玄関ドアにまでオートロックがあるマンションもあります。

また、マンションのセキュリティ設備はオートロック機能だけではありません。

他にも防犯カメラや、テレビ付きモニターインターホンなどがあります。

管理人が常駐していることも、防犯対策のポイントが高いでしょう。

こうしたさまざまな防犯機能のある新築物件と比べると、中古マンションはデメリットに感じますよね。

しかし築年数が古くても、セキュリティ機能を追加で取り入れている中古マンションもあります。

また、セキュリティーの高さは、自分の意識や行動でも変わってくるでしょう。

セキュリティ機能に頼ることだけが防犯対策とはいえないので、一概にはデメリットといえないかもしれません。

メリットとデメリットを整理!中古マンションを選んだ方がいい場合

メリットとデメリットを整理!中古マンションを選んだ方がいい場合

これまで中古マンションのメリットとデメリットを比較してきました。

最後に、どのような場合は中古マンションを選んだ方がよいのかみていきましょう。

・とにかく価格を抑えたい

新居購入にあたり、とにかく価格を抑えたい方は中古マンションをおすすめします。

仲介手数料や修繕積立金などの諸費用を計算しても、新築マンションより費用をおさえらる可能性が高いです。

その分、「お気に入りの家具や家電などちょっとしたものにお金をかけられる」のが、中古マンション購入の魅力でもあります。

・近隣住民のコミュニティを知りたい

新築マンションの場合、同じ分譲マンションにどんな方が住むのか分かりづらいのがデメリットです。

中古マンションであれば、内見時に住人とすれ違ったり近隣のお店や公園などに行ったりと事前に雰囲気を感じれます。

とくにファミリー世帯の方は、その地域の雰囲気が自分たちに合っていると安心感があるかと思います。

内見で確認できるのは、建物だけではありません。

物件情報には載っていない地域や住民の雰囲気を感じたい方にとって、中古マンションはメリットが大きいと感じるかもしれません。

・立地条件にこだわりたい

最後に物件選びで立地条件を重視したい方は、中古マンションを探すことをオススメします。

先ほど話したように、よい立地条件にはすでに物件が建っていることが多いです。

また、「子どもの学校から近い方がいい」などの具体的な希望エリアがある場合はなおさらです。

希望する学区の新築マンションに住めるかどうかは、販売のタイミングにもよるためです。

中古マンションも視野に入れて探すと、希望するエリアの物件が見つかる可能性が高くなりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、中古マンションのメリットとデメリットをご紹介してきました。

日本人は新築にこだわりたい方が多いともいわれていますが、条件によっては中古でもステキな物件はたくさんあります。

新築か中古かを考える前に「自分が住宅に求める条件は何か」といったチェックリストを作ってみると、理想の家を探しやすくなるかもしれません。

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