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リノベーションとはなに?リフォームとの違いは?

大城 直樹

リノベーションとはなに?リフォームとの違いは?

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リノベーションとの言葉が不動産業界で広まり始めて10年ほど経ち、賃貸物件にもリノベーションされたお部屋が広まりつつあります。

しかし、リノベーションの意味を知らない方も多いはずです。

今回はリノベーションとはなにか、リフォームとの違いやメリット、デメリットをご紹介します。

リノベーションとは?リフォームとの違いはなに?

リノベーションとは?リフォームとの違いはなに?

リノベーションとはなにか…その答えを簡単に説明すると「古くなった建物(お部屋)をライフスタイルに合わせた付加価値を持たせて生まれ変わらせたもの」です。

ただ設備や内装を新しくするのではなく、「ライフスタイルに合わせた付加価値」や「生活利便性を向上させる付加価値」がポイントで、たとえば…

<3DKのお部屋を1LDKへと間取り変更>

以前は、子どもも多く部屋数も必要でしたが最近は夫婦のみの家庭や子どもが1人の家庭も多いです。

そのため、広いリビングに寝室が一つだけあるお部屋に人気があります。

なぜなら子どもが小さいうちは、子ども部屋が必要無いと考えている方も多いですし、広いリビングで家族の時間を楽しむ方が増えてきているのがその理由です。

そして、ただリビングを広くするだけがリノベーションではありません。

使いやすいように生活動線を考慮し、他にないアイディアを付け加える(付加価値)ことで、リノベーション賃貸になります。

<3点ユニットバスをバストイレ別に変更>

賃貸アパートやマンションでは、少しでも居住空間を広くするために、3点ユニットバスが多く使われていました。

しかし、最近ではアロマバスや半身浴などバスタイムを楽しむ方が増えています。

その他にも、仕事や人間関係のストレスを発散するのにバスタイムが有効活用されていていますが、3点ユニットバスではそのような時間を楽しむ事が難しいのです。

では、3点ユニットバスをバストイレ別にするだけでリノベーションと呼べるかとなると微妙です。

ただバストイレ別にするだけでは、居住空間が狭くなってしまい息苦しさを感じてしまうからです。

そのため、大きな鏡やガラスの扉、ガラスの壁を設置して空間に広がりを持たせます。

その他にも、狭くなった居住空間のムダを減らすために収納に工夫する、キッチンを工夫するなどさまざまな方法を駆使します。

このように、「ライフスタイルに合わせた付加価値」や「生活利便性を向上させる付加価値」を持ったお部屋に生まれ変わらせることがリノベーションです。

では、リフォームとはなにかをご紹介します。

<リフォームとは>

古くなったお部屋を元の形に戻すことがリフォームです。

古くなった床や壁紙を張り変えたり、古くなった設備を新しくしたりする工事を指しています。

<リノベーションとリフォームの違いとは>

実は、リノベーションとリフォームを明確に区別する法令はありません。

しかし、前述したように「ライフスタイルに合わせた付加価値」や「生活利便性を向上させる付加価値」を持っている物件がリノベーションです。

原状回復工事のように「古くなったものを新しくした」物件がリフォームと思っていただければと思います。

リノベーション賃貸のメリットとは

リノベーション賃貸のメリットとは

それでは、リノベーション賃貸のメリットをご紹介します。

<新築より家賃が安い?>

もちろん、物件によって変わりますが一般的に家賃が新築と比べて安いです。

その理由は、築年が古いことも多いためで同じような広さや設備の新築と比べた場合、競争力が若干落ちるので家賃が安くなっています。

築年数よりも、使いやすいお部屋が良い方にとって大きなメリットと言えます。

<オシャレなお部屋が多い>

付加価値を持たせるために、デザインにこだわり空間を上手く使ったお部屋が多いためオシャレなお部屋が多いです。

なぜ、オシャレなお部屋が多いのかは新築物件との競争がその理由の一つ。

普通のお部屋で築年数が経っている物件とキレイな新築物件では競争力が違います。

そのため、デザイン(オシャレなお部屋)で付加価値を持たせる訳です。

<生活動線が考えられている>

こちらも競争力を上げるための付加価値です。

新築物件で、家事動線まで考えられている物件が少ないためリノベーション賃貸物件ではこのポイントを狙います。

たとえば、ユーティリティルームを設けたり洗濯機置き場から干し場までを近くしたりなど、さまざまな方法を駆使します。

<知人に自慢できる>

リノベーション賃貸の1番のメリットは、他にないお部屋が多いことだと思います。

「和」をコンセプトにしたお部屋から「ブルックリンスタイル」などリノベーション賃貸のコンセプトは多岐に渡るため、同じようなお部屋は少ないです。

オシャレで使いやすいお部屋でありながら見たことがないようなお部屋。

ホームパーティなどのときにちょっとした自慢になりますよ。

リノベーション賃貸のデメリットとは

リノベーション賃貸のデメリットとは

メリットの多いリノベーション賃貸ですが、もちろんデメリットもありますのでご紹介します。

<地震に弱い?>

前述した通り、リノベーション賃貸は築年が古い物件も多いです。

その中でも、1981年以前に建てられた物件は旧耐震基準のまま、現在の基準に適合していない可能性もあるため注意が必要。

このデメリットの対処法は、内見前や内見時に耐震補強工事が行われているか確認することで回避できます。

<水まわりに注意>

見える部分だけ、リノベーションした物件も存在しますので注意が必要です。

多くのリノベーション賃貸物件は、配管工事も同時に行いますが費用もかなり掛かることやまだ使えると判断された場合は配管工事を行いません。

そのため、配管の詰まりや漏れなどの水回りのチェックが必要です。

このデメリットも問い合わせのときや内見時に確認することで回避可能です。

<防音性が低い?>

これは、リノベーション賃貸物件に限らず築年が古い物件に当てはまるデメリットです。

生活音などの音に関するトラブルについて内見時にでも不動産会社に確認しましょう。

仮に防音性が低い場合でも回避策はあります。

その方法は、賃貸物件でも使える防音シートやカーペット、カーテンなどでお部屋からでる音を抑えること。

外からの音にも効果がありますので、防音に対する不安はあるけど、お部屋が気に入った場合はご検討ください。

音に関する問題は、いえらぶコラムでも過去にご紹介していますので、興味のある方はぜひご参照ください。

「音に関連する記事一覧」はちら

<電気容量に注意>

築年が古い物件は、電気容量も少ない場合があり、その理由は今ほど家電製品が多くなかったためです。

このデメリットも内見時などに確認することが可能ですし、電気容量が少ない場合でも電力会社との契約内容を工夫することで回避できる可能性があります。

その方法とは、契約のアンペア数を上げることなのですが通常の契約に比べて基本料金が上がりますので注意してくださいね。

工事が必要になる場合もあるので、不動産会社に事前相談することも大事です。

解体の窓口

まとめ

今回は、リノベーションとリフォームの違いやメリット、デメリットをご紹介しました。

リノベーション賃貸は、デメリットもありますがご紹介した方法や注意することでデメリットを少なくすることが可能です。

もちろん、デメリット以上のメリットがリノベーション賃貸の魅力ですのでお引っ越しを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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Writer この記事を書いた人

大城 直樹
不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野
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