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沖縄そばやゴーヤーチャンプルーは琉球料理?沖縄のグルメ情報を紹介!

沖縄料理の定番 ポーク玉子

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全国各地の都道府県には、その地域を代表する郷土料理などがあり、郷土料理を食べることで地域の特色や歴史などを知ることもできるでしょう。

国内有数の観光地である沖縄も、かつて琉球王国として独自の文化が発展したこともあり、日本本土とは異なる特徴的な食文化を形成してきました。

今や定番の沖縄そばといったグルメやチャンプルー料理に、ラフテーやソーキ、ミミガーなどの豚肉料理から、ちんすこうなどのお菓子まで独自の調理法、料理が多くあります。

旅行で訪れた際に、ゴーヤーチャンプルーなどを口にした方も多いかもしれませんが、まだまだ奥が深い沖縄料理を知るためには、沖縄の歴史と文化を知ることが大切ですよ。

沖縄への移住を検討している方は、家探しのついでにそういうこともちょっと調べてみてはいかがでしょうか。

今回は、沖縄の郷土料理についての知識や種類をご紹介します。

沖縄料理を解説!琉球料理との違いとは?

沖縄料理の定番 ポーク玉子

一般的に、混同されることが多い沖縄料理と琉球料理ですが、実は両者には大きな違いがあります。

「琉球料理」は、沖縄独自の材料や調理法を使い、歴史的に受け継がれてきた伝統的な食文化を意味します。

例としては、タマナー(キャベツ)チャンプルーやフー(車麩)チャンプルーなどのチャンプルー料理などがあります。

一方で、沖縄料理はアメリカによる統治下以降に欧米化が進んだ食文化によって、生み出されたタコライスやポークランチョンミートなどを指すことが多いです。

定義として明確に決められているわけではありませんが、実際に琉球料理と沖縄料理を区別する方は多く、豚肉を使用しながらも脂質を極限まで抑えた健康意識の高い本来の琉球料理と塩分が多い沖縄料理では、明らかな違いがある事は確かです。

沖縄料理を解説!ぬちぐすい(命の薬)の食文化

琉球料理の定番 三枚肉

かつて沖縄は長寿日本一の県として知られ、男女ともに国内の平均寿命が1位でしたが、現在では女性は7位に、男性は36位に後退しています(2015年統計)。

これは、沖縄の食生活が変化したことが原因とされ、健康意識の高い本来の琉球料理を見直す必要があると考えられています。

本来の沖縄の食文化は、塩分の摂取量が少なく野菜や海藻のほか、豚肉や豆腐などのタンパク質をしっかり摂ることで、健康を保ってきました。

琉球王国時代では、食べ物や料理は「ぬちぐすい(命の薬)」と呼ばれ、普段の食生活から体に良い、命の薬を頂いている感覚が強かったのです。

それほど体に気を使った調理法や食材を使った代表的な琉球料理の1つが、チャンプルー料理であり、中でもタマナーチャンプルーはオススメですよ。

タマナーチャンプルーは、豚肉を茹でることで脂質を半分にして、健康的なキャベツなど野菜を混ぜる作り方がコツですので、ぜひ実践してみてください。

沖縄料理を解説!ゴーヤーンブシー(ゴーヤーの味噌煮)の作り方のコツ

沖縄料理や琉球料理に欠かせないゴーヤー

健康的な琉球料理が見直されている現在、伝統的な料理から健康志向を考えて編み出された新たな料理などが注目を集めています。

ゴーヤーを使った料理といえば、「ゴーヤーチャンプルー」が有名ですが、味噌で煮る「ゴーヤーンブシー」は、よりゴーヤーのビタミンCなどの栄養を活かすことが出来る料理となっていますよ。

ゴーヤーのほろ苦さと味噌のこってりした味が食欲を促進し、夏バテ対策にもなるので栄養をしっかり取りたい夏にぴったりですね。

作り方のコツとしましては、一般的な長ゴーヤーではなく、アバシゴーヤーという種類を使用することがポイントです。

長ゴーヤーしかない場合は、切る幅を少し細くして1.5㎝ぐらいにすることで苦みを抑える事が出来るでしょう。

また、使用する豚三枚肉は「茹でること」、ゴーヤーと豚三枚肉を全体に油が行きわたるまで「炒めること」、ゴーヤーがやわらかくなるまで「煮ること」、を心がけることが大切です。

沖縄料理を解説!伝統的な沖縄そばのレシピ作りのコツ

琉球料理の一つである沖縄そば

沖縄に欠かせないグルメと言えば沖縄そばですが、伝統的な作り方を意識することでより美味しい味に仕立てることが出来るでしょう。

沖縄そばの特徴は、蕎麦粉を一切使用せず、小麦粉にアルカリ性の「かん水」を加えて手打ちする過程にあります。

そして、打った麺を一度茹で、油を回しかけて冷ます工程が、最大の特徴となり、油で麺をコーティングすることで沖縄そば独特のコシが生まれるのです。

一方で、かん水または灰汁の代わりに同じようなアルカリ作用を持つ重曹を使用する方法もあり、また小麦粉は強力粉がおすすめです。

麺の打ち方のコツとしましては、生地を作る際に「10分程こねる」、「生地を丸くまとめてビニール袋に入れ1時間〜1時間半寝かす」といったポイントを押さえておきましょう。

また、スープの作り方としましては、豚の骨(背と腰の骨、尻尾)は熱湯の中で軽く茹で、きれいに洗うことが大切ですよ。

まとめ

沖縄の郷土料理についての知識や種類をご紹介しました。

これから沖縄へ引っ越す方、沖縄文化に興味のある方はぜひ沖縄料理について調べてみてはいかがでしょうか。

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