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【DIYで棚を作ろう】棚板の種類や作り方まとめ!

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なんだか部屋が片付かない。気が付けば物が増えている。なんて事はないですか。

家族が増えると物も増えるし、上手く片付けられない人も多いでしょう。

収納棚を買うにもサイズが合わなかったり、理想的な棚ってなかなか見つからないですよね。

棚と言ってもたくさんの種類があります。

本棚、食器棚など、ラックやボード、ワゴンも棚の一種です。

それぞれ用途に合わせた棚板が使われています。

そして固定式、キャスターをつけた移動式、壁に固定するものなどがあります。

何を収納するか、どこに置くかを考えて理想の棚をDIYしてみませんか。

ポイントは見せたいか隠したいかです。

オシャレなものを飾ったり並べたりするなら見せる収納に。逆に生活感が出るのが嫌な人や、普段使わないものを収納したい場合は隠す収納にするといいでしょう。

見せる収納のアイデアは身近にたくさんあります。スーパーの陳列もその1つです。見やすく取りやすいですよね。商品によって並べ方が違うのでとても参考になるでしょう。

雑貨屋さんは本当にDIYのお手本のようなところです。アクセサリーの収納や可愛いディスプレイの仕方のヒントをもらえるかも知れません。

隠す収納は隠すとは言え、雑に放り込んでしまっては収納とは言えません。どこに何を入れたかわからなくなってしまいます。隠してもそれぞれ仕舞う場所を決めておきましょう。

では、DIYをするのにどんな木材があるのか、自分がDIYで作りたい棚を想像しながらご覧ください。

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棚板の種類と素材について

目的に合わせて選びましょう。

大きくわけると4種類に分けられます。

集成材

ムクの角材や板材を強度を考えながら木目を平行にして、接着剤で張り合わせた木材です。

反りやねじれが少なく防腐性が高い。長さも幅も継ぎ足せばどんどん大きな1枚を作れるので、大きい棚材を使いたいならオススメです。

合板(ごうばん)

太い木を薄く剥いで接着剤で張り合わせた木材です。

1枚1枚木目を縦横縦横と交互に重ねて張り合わせているので反りが少ないです。

表面をなにもしていない合板の主流のラワン合板は輸入していて保存性に欠けています。なので針葉樹合板が主流になりつつあります。あとは木目がきれいなシナノキで作ったシナ合板があります。

表面に樹脂を張った特殊合板はラワンを使った工事用なので粗い木材ですが、耐水性に優れているコンクリート型枠用合板(コンパネ)や木目をプリントした紙を張って樹脂塗装したプリント合板、水や熱に強い樹脂合板があります。

木質ボード

木のかけらや繊維などを細かく粉砕して接着剤で張り合わせた木材です。

水に弱く木目など木本来の美しさはないですが、防音性や防腐性に優れています。

ムク材

聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

原木(木そのもの)を切り出したままの木材で、手を加えていない木本来の自然な美しさが魅力的です。年輪や材質がそのまま生かされているので、色は塗らずにそのままの木の風合いを楽しんでほしいですね。

木目の板

それぞれのムク材と特徴は

エゾマツは白く木目がそろっています。

アカマツは耐水性が高い木材です。

スギは安く手に入りやすく、樹心が赤みを帯びています。

ヒバはヒノキの仲間で水に強く芳香があります。

ヒノキは日本を代表する木。美しい木目で耐久性があります。

ツガは耐久性は普通ですが、堅い材質です。

カツラは粘りがあり割れにくいでしょう。

ケヤキは日本を代表する木。堅いので楽器にも使われています。

センはきれいな木目で白く光沢があります。

キリは耐湿、耐火性があり、軽くやわらかい材質です。

チークは反りが出にくく耐久性もあるので、高級家具に使われています。

これが全部ではありませんが、棚板としてはどれも優れています。しかしムク材は他の木材と違って自然そのものの木材なので、反りやすく丁寧に扱わなければなりません。

そしてDIYの強い味方の2×4(ツーバイフォー)材もあります。

柔らかく加工しやすいのでDIY初心者向けの木材と言えるでしょう。

棚板の厚さについて

何を収納するか置くかで棚板の厚さを選ばなければいけません。

小物を飾るインテリアなど強度を求めないなら100円ショップの板を棚板にしても問題ないでしょう。

本棚となれば厚い棚板でなければ、棚板がしなってしまう可能性が出てきます。本はとても重くなるので大きく作れば作るほど厚みが肝心です。

21mm以上がオススメです。可動できるくらいの本棚なら15mmでも作れるでしょう。

棚板をネジなどで固定するので幅がないと固定しにくい点もあり、厚いほうが総合的に安心です。

では、とりあえず厚い棚板でなんでも作ればいいかというとそうでもないのです。

厚いということはそれだけ重さにもつながるので、壁面に固定すると重さで落ちてしまうことも。

適材適所がベストですがDIY初心者はそこまで考えられないですよね。

とりあえず置きたいものの重さを把握しておけば、棚板を買いに行ったときに参考になる耐重性が書いているところもあります。店員さんに聞くのも手っ取り早いので、一人で考えずに周りにある棚板に目を向けてみてください。

支柱とは

文字通り支える柱です。ここでは、棚板を支える柱になります。

棚を支える両サイドの板が支柱です。いわゆる大黒柱です。

しっかり支えなければ崩れてしまいます。支柱に棚板を固定すると棚自体の重さも増えるので大きいものを作ると移動が大変になります。木くずなど気になって屋外で作っていると、置きたい部屋に作らないということも起こりうるので、大きい家電を買うときのように運び入れられるかどうかも考えておく必要があります。

支柱用に溝が掘られた便利な木材も売っています。溝を掘ってくれているので棚板をはめてクギで固定するだけなので失敗が少ないです。

臨機応変に棚板同士の幅を変えたい場合は、スチールラック支柱のキットなども売っているので便利です。棚板の大きさにかかわらず取り付けられるのでDIYには重宝されているアイテムです。

支柱キット自体使いまわせるところも便利な1つです。DIYの人気からこれからもっと色んな種類の支柱もでてくるかもしれませんね。

DIY初心者には支柱キットから始めるのもいいでしょう。耐重量も記載されているので迷わずにすみます。組み立てながらでも変更していけるので失敗の恐れはないでしょう。

棚

棚板をカットするときのポイント

カットしたい場所に印(線)を入れましょう。厚めの棚板なら側面にも入れると真っすぐ誘導できます。

そして棚板をカットするポイントはノコギリをきちんと使いこなすことです。

カットするのは簡単でも真っすぐカットするのは意外と難しいです。

ノコギリを使うコツとして、まずは持ち方です。

線に対してまっすぐ立ち、線とノコギリと腕を一直線にすることです。

脇を広げても閉めすぎてもカットしにくいので気をつけましょう。

まず、線に親指を置きノコギリを添えます。そのまま3回ほど軽くノコギリを引いて、これからカットする位置を明確にします。

ここからは棚板が動かないようにしっかりおさえながら自分のペースでノコギリを動かしていきます。

ノコギリを引くときに切るように意識します。

カットしながら前後左右を確認しながら真っすぐ切れているか確認しましょう。

最後はノコギリの柄のほうを下げて、手前からカットしていくと棚板が割れるのを防げます。

ノコギリの切れが悪かったり錆びていてもきちんとカットできないので、刃を変えるなどしましょう。

DIY上級者になれば電動工具を使うほうが便利ですが、まずはノコギリから始めましょう。

厚い棚板なら両手でノコギリを持たないとカットできないので、誰かに抑えてもらいましょう。

固定する工具があれば一人でも可能ですが、なかなかそこまで揃えられないですよね。

安い棚板はどこで買えるか

やはり1番身近なホームセンターで買うのがいいのではないでしょうか。

いざ棚板を購入しようと思うと基本的にホームセンターに行きますよね。種類も豊富ですし値段も比較的リーズナブルな棚板が揃っています。

インターネットでも購入することができます。理想の大きさをオーダーできたりDIYにはとても便利ですが、目で確認できないのが難点です。棚板を使ったDIYに慣れていればイメージしやすいですし、家に届くので大きな棚板になればなるほど運ぶ手間がかからないところが魅力です。

しかし安価かどうかは人それぞれです。できあがった棚を買うことを考えれば安くおさえられるかもしれませんが、DIYという点では気軽に手をだして失敗したときの代償は高いです。

ホームセンターで売っていない大きな棚板が欲しい場合は利用価値がありますが、比較的小さい木材ならホームセンターで買うほうがよいでしょう。

最近ではDIY専門のお店もあります。

棚板はもちろん色んなDIYの材料が揃っているので想像力が豊かになりそうですね。そしてDIYの棚板についてアドバイスをいただけるかも知れません。オシャレな棚板を探している人は1度、足を運んでみてはいかがでしょう。

場所にもよりますが、家具を作っている工場や木材の廃棄を承っている工場で無料でいただけるところもあります。ただ木材を見極める力が必要なのでDIY初心者には選ぶのは難しいかも知れません。

しかし練習用なら無料でいただけたらありがたいですね。

安価はもちろんのこと、身近にあってすぐにDIYができる棚板が豊富な場所はやはりホームセンターでしょう。

棚板の固定方法・付け方

これはDIYに限らず、今も昔もクギとカナヅチがあればできます。

先に木工用ボンドで木材をつけておくとクギも打ちやすいです。ボンドとクギで強度も増します。

木と木を付けるなら木工用ボンドか瞬間接着剤を使います。

はみ出てしまったらきれいにふきとりましょう。透明になるので目立たないですが、ペイントするならムラの原因になります。

ここは間違うと大変なので、きちんと線をいれて固定場所をわかりやすくしておきましょう。

クギもまっすぐ打ち込まないといけないので気をつけなければいけません。

DIY初心者だし正確に付けたいと思うなら接合金具を使うのもいいでしょう。

クギよりも強度があり種類も豊富にあるので使いたい場所にあった接合金具で固定しましょう。

2×4材なら専用の接合金具とクギがあるので上手く楽に固定することができます。

普通の壁に固定する場合ネジで止められますが、石こうの壁には石こうボード用ねじ込み式プラグを取り付ければネジを固定することができます。

今は賃貸でも壁を傷つけないアイテムもあるので気軽に挑戦できます。

人気のラブリコもDIYの人気から生まれたアイテムです。ラブリコは支柱として棚板を固定できます。

このラブリコを使えば、部屋の仕切り棚も簡単に作れるのでオシャレDIYの強い味方です。

ホームセンター

まとめ

DIYで必要なサイズの棚を作ることで、片付け上手にもなれそうですね。

自分で作った棚は買ったものより愛着がわいてキレイに使う意識が高まりそうです。

DIYで棚作りをする上での棚板選びは素材と厚みが大切だということです。細かいところまでいうと、木に含まれている水分量で棚板が反りやすかったり耐重性に影響がでてくるみたいですが、ホームセンターで扱っている木材は基本的に安定したものばかりです。

本格的なDIYでしっかりした棚板を使いたいのであれば、店員さんに言えば水分量を量ってもらえます。15%前後の含水率が標準です。

いきなり大きいものや複雑なものに挑戦せずに簡単な棚でノコギリやカナヅチの使い方をマスターしましょう。これが思いのほか難しいのです。

簡単なDIYにするなら、棚板と支柱キットを買えばあとは組み立てるだけです。

デッドスペースを有効に活用してすっきり収納ができる棚を作ってみましょう。

ヒノキなどの香りのよい棚を部屋に置くと心地の良い空間ができそうですね。しかしムク材は値がはるのでDIYには高価な木材です。慣れるまでは他の棚板で作ったほうがいいでしょう。

木材そのものの色を楽しんでも良いですが、ペイントして部屋の雰囲気にあった棚をDIYしてみるのもオススメです。

もちろん屋外にも棚を作って庭をすっきり見せるのもおすすめです。

棚板を使ったDIYに慣れてきたら、あとから扉を付け足したり棚を増やしたりしてみるのもいいでしょう。どんどんアレンジしていけるのがDIYの魅力ですね。

ペイントで雰囲気も変えられるのでDIYに終わりはありません。

ぜひ趣味のものや大切なものをDIYの棚板に飾ってステキなお部屋作りを楽しんでみてください。

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