インタビュー

『てまひま暮らし』を楽しむ家造りを行うてまひま不動産様

てまひま不動産練馬店 今野さん

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ひと手間かけた暮らしを楽しむことを目的とした『てまひま暮らし』をコンセプトに掲げているてまひま不動産様。
今回は、練馬店の今野さんにお話を伺いました。

会員様を招いたイベントを積極的に行う

―まずは御社がどういった会社なのか教えてください。

てまひま不動産練馬店店内

今野:当社は株式会社リブランが運営していて、ECO VILLAGE(エコヴィレッジ)という自然素材の分譲マンションの販売するにあたって、造られた不動産会社なのです。
ECO VILLAGEでは杉や檜素材の床を張ったりと、自然素材の質感や空気感を感じていただける家造りにこだわっているのですが、インターネット媒体ではなかなかそこまで伝わりにくいのが悩みでした。

そこで、店舗にカフェを併設して、お越し頂いたお客様にはお食事をしながら直に質感や空気感を感じていただく方式を採用しました。それが&Livlan(アンドリブラン)です。
&Livlanでは、小物作りなどのイベントやワークショップを開催したり、田んぼを借りてみんなで田植えや稲刈りを行ったりしています。秋には米つぶ祭りというお祭りを開催しているのですが、毎年700名以上もの方がご参加くださるんですよ。
他にも、新潟県の妙高高原に自社所有の森があるのですが、そこでキャンプを行うこともあります。

―自社所有の森で700名参加のキャンプはすごいですね。

こうしたイベントはどういった方が参加されていらっしゃるのですか?

今野:これは当社が募っているecomix club(エコミックスクラブ)というクラブ会員様が対象となっています。
会員になれる方は、当社がご紹介したり、中古マンションのリフォームをご依頼いただいたお客様だけでなく、当社の暮らし方や考え方に共感して頂いた方が対象です。
&Livlanは、そうした暮らし方に即したイベントを開いてファンを育てていこうという考えがあり、そこからスピンオフのような形で開店したのがてまひま不動産なんです。

―店舗立ち上げにあたって、練馬を選ばれた理由を教えてください。

てまひま不動産練馬店 今野さん

今野:当社は東武東上線沿線で分譲を行ってきたので、お客様も東上線に多いんですね。
本当はリノベーションなどが多いのは渋谷や横浜辺りということは重々承知しているのですが、やはり今までのお客様とのつながりを大切にしたいのです。

あと、練馬区や中野区の方が新築と中古マンションの価格差が結構あるんですね。
埼玉ですと、当社が現在分譲しているマンションが新築で3500~3600万円ほど。
それを中古で2500万円くらいで1000万円くらいのリノベーションをしようとすると、価格帯がバッティングしてしまって、それでは中古を購入してリノベーションをする意味があまりありません。
その点、練馬区だと新築で5000万円くらいはするので、それが2500万円や3500万円で綺麗になったら新築マンションとの差が出るじゃないですか。新築との価格差がある方がリノベーションはやりやすいので、そういった理由から練馬に決めました。

偶然立ち寄ったレストランがヒントに

―このてまひま不動産のスタイルを思いついたきっかけは?

今野:&Livlanを立ち上げる以前、私が休みの日に家族と埼玉まで食事に行った時に立ち寄ったあるレストランがきっかけです。
そこはモデルハウスが併設されているレストランで、店内にはモデルルームとなっている家の造りの説明文が書いてあったんです。
それを面白いなと思って、後日会社で「こんなことをしている工務店があったよ」と話して。それから&Livlanを立ち上げました。

―では、今野さんが発案者なんですか?

今野:そうですね。まぁ「こんなのがあるよ」と案を出しただけなんですが(笑)。

てまひま不動産練馬店 今野さん

―カフェを始めるにあたって、大変だったことは?

今野:最初はやはり飲食目的でお越しになるお客様が多かったので、いきなり家造りといってもなかなかそこに連結しなかったです。
そうした試行錯誤の中、飲食店の中にてまひま不動産というものインクルーズしようと。
カフェの一区画にてまひま不動産のコーナーを設けて、少し不動産色を出して。
それで少しずつお客様が増えてきた感じです。

路面店を選んだ理由は、地域と交流をしながら地域の方々が入りやすさを求めた結果です。
普通、仲介会社だと駅前のビルの4~5階に空中店舗のような形式で出店しますよね。
そうした物件はテナントの賃料は安いですが、本当に目的を持ったお客様しか来て頂けません。
お客様がリノベーションを依頼するのであれば、初めて入る不動産会社と入ったことがある不動産会社では、一度訪れたことがある不動産会社の方に頼みに行く方が多いでしょう。
その敷居を低くするために、路面店にして雑貨や本を置いたり、練馬大根を売ったり。
大根は練馬区の農家さんに頼んで仕入れました。

そんな風に日頃から地域とコミュニケーションを取ると、いざリノベーションをする時に「まずはてまひまさんに相談してみよう」という感じになれると良いなと思います。

―店舗を出店される際、ここは意識して造られたという部分はありますか?

今野:多分、「モノが欲しい」という方はだんだん少なくなっていると思うんですよ。
ただ単純に「これを手に入れたい」というのではなく、どんな暮らしがしたいかという点を求める時代になっていると思うので、そこに色々な価値を提案していけるように意識はしています。
例えばお茶を運ぶトレイ一つでも、適当に買ってきたトレイではなく、当社は所沢にある工房さんとお付き合いがあって、そこから仕入れたトレイを使用しています。
コースターも先折りと言って、浴衣などの布を作り直しているコースターなんですね。

『てまひま暮らし』という言葉を掲げているように、そうした身の回りの物をちょっとひと手間加えるだけで長く使えたり、使い捨てでないそんな暮らしを楽しめるような暮らしをご提案しています。

てまひま不動産の今後

―てまひま不動産様が最終的に目指す方向性は、既にある程度固まっていらっしゃるでしょうか?

今野:いや、20年30年先のことは判らないですが、お客様のニーズや世の中の流れもまた変わってくるので、とりあえず5~10年は今のようなスタイルが求められるのかなと。
当社は中古マンションのご紹介・リフォーム工事・アフターの全てを、ワンストップサービスで行っているので、家探しも家造りも全てがオーダーメイドです。
ただ、どこもそういうことをやらないので、そこに逆に価値があると思っています。

今野さんとてまひま不動産練馬店外観

―ありがとうございました。
地域とのつながりを大切にし、ちょっとした手間をかけて暮らしの質をより良くする家造りを行っているてまひま不動産様。
今後の活動や展開が楽しみです。

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