インタビュー

女性を応援する不動産会社 Tender Living株式会社

  • faebook
  • ツイッター
  • グーグル+
  • bookmark
  • ポケット

女性向けの物件を中心にご紹介している、Tender Living株式会社。
今回はこちらの中村代表にお話を伺いました。

女性向けの物件を取り扱う理由

中村代表は元々別の不動産会社でお仕事をされていたんですか?

中村:そうですね。独立前は3社の不動産会社で働いていました。最初は賃貸用のデザイナーズマンションを造るデベロッパーだったんです。次の会社では法人営業部のような部署で、法人向けのオフィスと店舗の賃貸仲介の部署でした。3社目が外苑前にある1階の路面店に店舗を構える不動産会社で勤務して、その後に独立しました。


御社の強みを教えて下さい。

中村:私が起業したのが5年前だったんですが、起業した時に「たくさんの不動産会社がある中で、どう差別化を図っていこうか」と考えた時に、自分が女性なので女性向けにするのはどうかと思ったんです。あとは、自分がお客様に対して胸を張って仕事をできるのが、自分が今まで経験してきたことであれば自信を持ってお伝えできるかなと考えました。学生さんのお部屋探し、社会人女性のお部屋探し、新婚さんのお部屋探しは、私が起業するまでの過程で経験済でしたので、その方々の層をターゲットにすれば私の実体験を伝えながら仕事になるかなと思ったんです。当時はまだ他社様でもそんなになかったので「それだったらいけるかな」と思って始めました。

御社のブログを拝見してどれもすごくかわいいお部屋だなと思ったのですが…

中村:そうですね。最初は他社様の一般物件を私達スタッフで探して掲載させていただいているものもあるんですけど、2~3年目くらいにオーナー様から「うちの物件も募集してもらえないか」とお声がかかるようになってきました。あとは「今は女性向けではないけど、いずれ女性向けにリフォームもしたいんだ」というご相談を受けたり、掲載物件をいただけたり管理物件をいただけたりするようになりました。

現在の物件数はどのくらい?

中村:そんなに多くはないです。女性専用というより「女性が喜ぶような物件を集めています」という感じにしています。成約ベースで見ると男女比も半々くらいなんですよ。あとは新婚さんとか。

男性の方もいらっしゃるんですね。男性向けの物件もあるんですか?

中村:はい。それは一般仲介なのであります。そもそもうちの反響数というか、成約数の8割方がご紹介なんですよ。あとリピーター。残り2割が自社ホームページで、ご紹介のお客様だと男性も結構多いです。

お客様に心を開いてもらうにはまず自分から

お部屋探しをされるお客様に接する中で、大切にしていることは?

中村:先程私が「自分が経験したことを活かせるお客様をターゲットにしている」とお話ししましたよね。例えば「4人家族で一戸建てを建てます」という感じなら、ノウハウは解っていたとしても未経験なので「本当にそれでいいのか?」と思いながらご紹介したり提案したりすると思うんですよね。それよりは自分が1度体験したことならイメージがつくというか、実体験を持ってお客様にイメージをしてもらえるようになります。営業する上ではそういうことが大切かなと。

確かに、自分が経験したことでないと、自信を持ってお話できないですよね。

中村:あとは私が自分のことを「自分はこういう人間だよ、こういう経験をしたよ」と先に話すと、お客様も少し心を開いてくれて「自分はこうなんですよね」ということを出してくれるんです。先に自分のことは何も言わずに名刺だけ渡して「じゃあ、あなたはどこに住みたいんですか?いくらのお給料をもらってますか?」と言うと、お客様としてもあまり話したくないですよね。「自分はその時こういうことをやっていて、25万の給料をもらっていたから8万の部屋が借りられました」という風に教えてあげると「あ、そうなんだ。じゃあ私の場合は20万円のお給料だから、6万円位のお部屋かな」という風に考えていただきやすくなるんです。

中村代表お薦め物件とブログに力を入れる理由

御社のブログでも色々ご紹介していると思うのですが、お薦め物件を教えてください。

中村:今私達が管理を預からせていただいている中で「プリマ」という名前のシリーズの女性専用アパートがあるんです。それは22平米くらいのワンルームに3.6mの天井高で上に必ずロフトがついているという規格なんですけど、見た目は洋風な感じの建物で、中の建材も欧米からの輸入建材が使われている物件なんですよ。中に入るとすごく素敵なんですけど、1枚のA4の間取り図を見るとそれが全然判りづらいんですよね。天井高も高いですし、木造なんですけどオートロックになっていて女性の好みそうな物件なんですけど、それをA4のマイソクで伝えるのがすごく難しくて。今の不動産業界のFAXでチラシを送るというような宣伝方法だと、エンドユーザーの方達にまで物件の魅力が届かないなと思っているんです。その分ブログなら写真もたくさん載せられて、言葉を添えてご紹介ができるので、ブログでご紹介しています。

それでブログに力を入れられているんですか?

中村:そうです。「あれを見てもらえたら判るよ!」という風にしたいんですけど、対客付業者さんなどに「HPに載っています、ブログに載っています!」と言っても「分かりました、見ておきます」と言われて飛ばされてしまうので、できるだけエンドユーザーの方に発信していきたいなと思っているんです。

自社看板やポータルサイト以外の集客方法

「bijin estate」という団体へ加盟されているそうですが、これはどういった組織ですか?


中村:これは私が主宰し理事を務めております一般社団法人RE AGENTという団体で、会員の皆様には年会費を払っていただいて加盟していただいているものです。その社団法人の中でbijin estateを運営しているんですけど、今日本全国で50名弱くらい加盟していただいています。全国各地の不動産会社の女性社長達がいる組織なんです。エンドユーザーに向けて取り扱っている物件やエリア、あとはどういう風に会社を運営していきたいかという気持ちを、プライベートも含めてフェイスブックを使って発信しています。
あとはそれを見て興味を持ってくれたオーナー様が、物件の管理を任せてくれたりとか。そういうプラットフォームというか窓口になれる1つの切り口を、自社という看板以外にももう1つ持つということでやっています。

中村代表が目指す今後の目標

最後に今後の目標や夢があれば教えてください。

中村:結果的にお客様にとって良いことになるのではないかなと思うのですが、私は働く女性を応援したいと考えています。不動産業界にいると、女性が結婚・妊娠・出産という自分のライフスタイルを仕事と両立させようとすると結構難しい業界というか。やっぱり長時間労働や肉体労働など、たくさん働くことを求められる業界かなと思うので、そうすると家庭というかプライベートと両立するのがすごく難しいんですね。ポテンシャルはあってやる気もあるけれど、やっぱり現実的に無理だなと思って辞めていく方も多いですし、辞めなくても営業から事務に転職・転籍する人というのを結構見てきました。なので自社もそうですが、そうした人達が働きやすい会社や業界にしていきたいなと思っているんですね。
それと、私は人が5人集まれば1人は不動産で困っている人がいると思っているんです。「私家を買いたいと思っているんだよね」「来月更新なんだよね」「親がアパートを持っているんだけど、そこが空室なんだよね」等、そういう何かしらの悩みを5人集まれば絶対1人は持っていると思っているんです。そこに不動産をやっている人が1人行けばその相談を受け入れて1人が顧客になると思うんですよね。だからそういうコミュニティに顔を出したりするだけで仕事になっていくと思うので。1営業ウーマンとして女性社長として、自分が食べていく分くらいには絶対稼げる仕事だと思っているんです。
ただ会社に所属するとなると、1日8時間週5日働いてとか、残業もできればやってほしい、土日も働かないとだめという風になってしまうと、「じゃあちょっと無理だな」となってしまいます。そこで、そういうところを臨機応変に受け入れてくれるような会社が増えたりだとか、若しくは会社が無いのであれば自分で独立していきたいという人を増やしていきたいなと思っているんです。


本日はありがとうございました。女性社長ならではの目線や考えを活かして集客されている中村代表。
東京都内で女性向けのお部屋探しをされる際は、Tender Living株式会社へ!

【Tender Living株式会社 ホームページ】
http://www.tenderliving.jp/

この記事のタイトルとURLをコピーする
  • faebook
  • ツイッター
  • グーグル+
  • bookmark
  • ポケット

記事一覧へ戻る

Related article関連記事

New article 新着記事