SOHOについて教えて頂けますか？

Question

最近ノマドやらフリーランスという言葉を良く聞きます。
私もフリーで働こうとしている身なのですが、事務所が欲しいと考えております。
そこで物件を調べていると、ＳＯＨＯという言葉を良く目にします。
実際に物件の詳細情報を見てみると住居用とあまり変わらないように感じるのですが、ビジネスをするにあたって利便性のある設備などがあったりするのでしょうか。
またＳＯＨＯ向けの物件を探すにあたって、注意しなければならない部分などありましたら、教えてください！

佐々木 一成 · Accepted Answer

SOHOとはSmall Office Home Office　の略語です。ワンルームマンションや自宅の一部を事務所として使用することでコストを抑えて起業しようという動きです（nomadの一歩手前の概念とも言いえます）。あくまで利用法の一種ですので、ハードしての設備が充実しているわけではありません。逆に仕事には不要な水回りの設備などが付いてきてしまいますので、その分有効スペースが圧迫されてしまいます。また、マンションであれば管理規約により業種・業態に制限が付く場合があります。
それでもそうして使い方をする人が多いのはやはりコストパフォーマンスによるところが大きいでしょう。まず事務所物件で20㎡台の小規模物件を見つけるのが困難です。また見つかったとしても保証金などの初期費用が居住用物件よりも高くなり（居住用ならいわゆるゼロゼロ物件もありますが事業系の物件では最低保証金６ヶ月分くらいの覚悟が必要です）、また審査もうるさくなる傾向にあります。そうした煩雑さ、見つけやすさ、コストの面からこうしたSOHO利用はこの10年ほどでかなり普及しました。

室 拓也 · Answer

SOHO物件というのは日本では主に「事務所として使用できる居住用マンション」のことを指します。お気付きの通り居住用のマンションです。特に仕事向けの設備が備わっている訳ではありませんが自宅兼事務所という空間でお仕事ができるのであれば有用な物件です。一般的な事務所物件を借りるのに比べて保証金・敷金など初期費用の面で割安な特徴があります。また、マンションタイプには当然お風呂やキッチンが備わっている場合がほとんどですので、自宅と別に借りる場合はデッドスペースになりがちです。「ノマド」の象徴されるようないわゆる「PCがあればどこでも仕事ができる」というスタイルならば、デスクやコピー機、ネット環境が整った「シェアオフィス」「コワーキング」などをキーワードに環境探しをすると良いでしょう。

回答日：2012/07/20

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